
東大に連勝 今季初の勝ち点を奪取/東京六大学春季リーグ戦
主砲のバットがようやく目覚めた。2点リードで迎えた5回表、2死1、3塁で4番の平島に打席が回る。「暗闇に足を踏み入れてしまっていた」と語るほど、前節まで極度の不振に苦しんでいた。それでも食い付いた打球は遊撃手の横を抜ける中前適時打に。「気持ちの部分で吹っ切れた」と、続く6回にも平島は左前適時打を放つ。8回表には左越えの2点本塁打も放ち、今試合は4打点を挙げる活躍。今後もチーム浮上のためには主砲の一打は欠かせない。
次戦の相手は現在勝ち点3で首位の法大。昨秋リーグ制覇からさらに力を付けており、苦戦が予想される。チーム一丸となり、王者から勝ち点を奪う。
[大西健太]
試合後のコメント
平島
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「試合展開もいろいろありましたが、勝てたことは一番大きいです」
――チームの状態はいかがですか。
「得点圏に走者を進めて点数を取れるようになってきたので、前回のようになかなか歯車が合わない状態ではなくなってきていて、調子は上向きになってきていると思います」
――自身としてはいかがですか。
「リーグ戦が始まってから打てていなかったので、一本出たというのは気持ちの部分で吹っ切れて良かったと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「負けることができないので、どういった試合展開になるのか分からないですけれど、当たり前にできることを当たり前にやれれば結果もついてくると思います」
前田
――試合を振り返っていかがですか。
「今日は初回からいい雰囲気でゲームに入れたので投げやすくていい試合だったと思います」
――ノーヒットノーランは意識していましたか。
「そんなに意識していません。0点で抑えたいという気持ちでずっと投げました」
――次戦への意気込みをお願いします。
「法大は今一番戦力があるので、自分が投げたらしっかり0点で抑えて守備からリズムをつくっていけるようなピッチングをしていきたいです」
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