
立大にリベンジならず 最初の勝ち点を落とす/東京六大学春季リーグ戦
立大打線にまたしてもつかまった。立大との1回戦でも先発した服部。1回表先頭打者に出塁を許すと、好機を作られ2点を奪われる。その後も高めに浮いた球を捉えられ、4回までで6失点。「リベンジする機会を与えてもらったのに情けない」(服部)。本来の投球ができないままマウンドを降りることとなった。打撃にもいい流れを持ち込めず、7回裏の2死一、二塁の場面では相手の好守に阻まれ、9回裏にも1死満塁の場面でもあと一本が出ず。「勝てない試合の流れだった」(平島嘉之主将・営4=明大中野八王子)と、チーム全体で勝ち切れなかった。
次カードは早大との対戦となる。「ここでしっかり立て直せるかが大事」(平島)。目標であるリーグ戦優勝へ向け、チームに流れを引き寄せる試合展開にしたい。
[織田有衣子]
試合後のコメント
平島
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「結果的に負けたっていうのが全てだと思います。試合内容としてはいろいろありましたけど、その中で負けてしまったっていうことが一番悔しい部分です」
――チャンスを生かし切れない場面もありましたが。
「やっぱり野球の難しいところというか、つながりという部分で、最後に自分にも回ってきましたけど、やっぱり勝てない試合ってこういう感じになるのかなっていう流れでした。これも全て含めて野球なのかなと。それも含めて受け入れて、どういうふうに点を取っていくかっていうのが大事なのかなと思っています」
――早大戦への意気込みをお願いします。
「負けることができないので、ここから勝ち続けるしかないので、ここでしっかり立て直せるかどうかが非常に大事だと思うので、どんな形でもいいので、勝ちに行くことを意識してやっていきたいです」
服部
――今日の投球を振り返っていかがでしたか。
「本当に情けないですね。初戦負けて2戦目は1年生が活躍して、リベンジの機会を与えてもらったと思うんですけど、そこで勝たないといけないのに申し訳ないっていうのと、情けないっていうのがあります」
――立大に苦手意識はありましたか。
「自分の実力を出せば抑えられるっていうのは周りから言われていて、相手というよりは自分の投球をというふうに考えていたんですけど、実力が足りなかったのかなと思います」
――実力不足はどの場面で一番感じましたか。
「打たれるのはどうしても高めにいってしまったり、気持ちが入っている時に抑えられずにボールが浮いてしまったりであるとかです。あとは、自分が追い込まれて投げる球がなくなってしまうっていうのが、やっぱり一番大きいのかなと思いますね」
――早大戦に向けての意気込みをお願いします。
「1戦も落とせない状況になってしまったので、勝ち点はもちろんですけど、1回も負けずに最後までいけたらというふうに考えています」
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