終盤打線がつながり、逆転勝利を収めた。オープン戦初戦は東都リーグに所属している国士大。終始劣勢での試合運びとなったが、最終回に髙野凌治外野手（商２＝春日部共栄）の３点本塁打で逆転に成功。入江大生投手（政経１＝作新学院）が９回裏をきっちり抑え、初戦を白星で飾った。
　先発の伊勢大夢投手（営２＝九州学院）は初回に１点を失う苦しい立ち上がり。しかしその後は５回まで走者を一人も出さない好投で試合をつくった。打線は主力の渡辺佳明内野手（政経３＝横浜）や逢澤崚介外野手（文３＝関西）が不在の中、計11安打の猛攻。髙野は途中出場ながらも２安打３打点の活躍を見せ、実力のある選手がそろう野手陣の中で存在感を示した。下級生を筆頭に、昨年出番の少なかった選手たちも開幕スタメンに向け猛アピールしている。

[桐山雄希]