
清瀬杯に向けて順調な仕上がり/夏季オープン戦
打線は春の勢いそのままだ。全日本選手権の予選会後、初の実戦となった初日。序盤は相手投手の球を捉えることができずに苦しむ。3巡目からは「うまく調整できた」(松原大樹外野手・営4=明大中野)と打線がつながり、得点を重ねた。終盤に逆転を許したものの、打線は好調ぶりを見せつけた。2日目は先発・服部の好投、好守もあり2-2の同点となった。
清瀬杯まで残り一か月。投手陣の四死球などの課題も多く見つかったオープン戦となった。「普段と変わらず明治は明治らしくやっていきたい」(久保田駿主将・法4=広陵)。目標とする優勝に向けて選手たちは走り続ける。
[大西健太]
試合後のコメント
久保田
「久しぶりの試合の中でバッターは打てましたし、それなりの試合はできたと思うので、全日に出場しているチームの中でしっかり野球はできたのかなと思います。テスト期間が終わって練習始まったばっかりなのでなんとも言えないですけど清瀬杯に向けてしっかりチームはできていると思います。今日、見ての通りピッチャー陣のフォアボールとまだまだ体がきれてないのかなと思うので、それはこれからまたオフを挟みますけど合宿なり、練習試合なりでしっかり補っていきたいなと思います。普段と変わらず明治は明治らしく自分たちでやっていきたいのと、本当に清瀬杯で優勝するという目標を立ててしっかりやっていきたいと思います」
多々野将太外野手(農4=花巻東)
「(調子)久しぶりだったので投手の球を見ていなかったので、それにしては打つことができたと思います。(バッティングの状態)悪くはないです。それなりに球にも合わすことができたので、良いかはわかりませんが悪い感じはないです。(課題)速い球に差し込まれていたので、これから振り込んで対応をできるような状態に持っていきたいと思います。(チームの状態)テスト明けということで、1週間くらい前に始まったばかりなのですけど、清瀬杯に向けて一人一人課題を持って取り組んでいけている状態なので、清瀬杯に向けて徐々にいい状態にはなると思います。(意気込み)やるからには日本一に向けてやっていくので、おのおのがやることだったり、僕としては副主将として何ができるのか考えながらやっていけたらと思います」
松原
「(振り返って)久しぶりに投手の球を見たので、最初の2打席ぐらいは全然球が見えていなくて、3、4打席目で調整できたのでよかったです。(チャンスの打席での意識)今日はボールをよく見て強く振ることだけを考えていたので、チャンスというよりはしっかりと形を作って振ろうとしました。(現在のバッティングの調子)良くなっていると思います。(チームの状態)久しぶりの試合にしては本当にいい状態だったと思います。(課題)細かい走塁や四死球だと思います。(清瀬杯に向けて)全日ではない分、負けないように優勝目指して頑張ります」
服部
「(振り返って)結果的にはよかったと思いますけど、先頭の四死球で出してしまったり、ホームランも追い込まれてから打たれてしまって、締めないといけないところでそれができなかったのが、いけない部分だと思います。(今日の投球の意識)清瀬杯も今日のような暑さの中の投球になると思うので、暑い中でどれだけ長いイニングが投げられるか、球数を意識して投げました。(状態)テスト明けであまり練習ができていなかったので、心配だったですけど、まずまずです。(これから)終盤になってくると球威も落ちてくるので、夏に向けてどれだけ投げられるか、そのために走ることを意識して練習していけたら良いです。(チーム状況)全日本という夢がなくなってしまったのですけど、清瀬杯で日本一取ることに向けて、また新たにスタートは切れています。(意気込み)清瀬杯で日本一を取って帰ってきたいです」
関連記事
RELATED ENTRIES