連敗を6でストップ! 先行逃げ切りで環太平洋大に勝利

2017.03.07
 西日本遠征3日目となる環太平洋大戦。集中打で6回までに稼いだ7点を守りきり、7ー5で勝利した。チームの白星はオープン戦1試合目以来7試合ぶりとなった。

 よもやの本塁打となった。5回無死一、三塁で打席には渡辺佳明内野手(政経2=横浜)。振り抜いた打棒は快音を響かせ、打球は中堅手を越え地面へと転がった。一塁を踏みながら打球の行方を確認すると、そのままダイヤモンドを1周。3点を追加するランニングホームランとなった。チームは安打数14、総得点7と前日まで沈黙していた打線が爆発。逢澤崚介外野手(文2=関西)は二塁打を含む猛打賞、山神龍三外野手(営1=岡山白陵)も自身初となる安打を放つなど、地元・岡山県出身の両選手の活躍も光った。
 救援投手の台頭は不可欠だ。2番手としてマウンドに上がった中村希生投手(商2=仙台三)が3回5失点と大荒れ。先発の髙橋裕也投手(総合2=向上)が6回を無失点と好投を見せただけに、不安要素として残った。

 打線快調は朗報だ。得点力不足からなかなか勝利をつかめなかったオープン戦。スタメン起用の選手も現時点では固定されていない。し烈なポジション争いが展開されている中、まずは連敗脱出から勢いに乗りたいところだ。

[谷山美海]