投打ともに精彩欠く JR西日本に惨敗

2017.03.05
 10日間かけて西日本の大学・社会人チームと試合して回る西日本遠征が開始。初戦のJR西日本戦は3―8で敗北し、これでオープン戦5連敗となった。

 本調子が出てこない。先発を任された水野匡貴投手(農3=静岡)は初回から制球に苦しみ、ボールを頻発。2回には慎重にストライクゾーンに投じた一球を完璧に捉えられ、痛恨の3点本塁打を浴びた。その後4回にも2点適時三塁打を打たれるなど、満足のいく投球はできず。5回6失点の結果に、無念の表情でマウンドを降りた。
 勝負強さが明暗を分けた。放った安打は9つと相手チームと変わらないが、3併殺などで好機をつぶし、その多くが得点に結びつかなかった。先日の立正大戦でも10残塁と、チャンスでの弱さは今のチームの問題点となっている。ここから続く西日本遠征で解決のヒントをつかみたいところだ。

[三ツ橋和希]