
柳圧巻12K! 米国打線封じV王手/日米大学選手権

日米大学選手権2回戦が行われ、柳裕也主将(政経4=横浜)の7回無失点の好投で日本代表が米国代表に1―0で勝利した。1回戦を制し迎えたこの試合は柳と牛島将太捕手(営4=門司学園)が出場した。牛島は3打数無安打も米国打線を0点に抑える好リード。明大バッテリーで米国打線を封じ込めた。
圧巻の投球を見せた。柳は2回先頭から4回途中までに8連続奪三振を記録するなど7回12奪三振無失点。「一球一球全力で腕を振ることを意識した」(柳)という熱投で勝利を引き寄せた。「緩いボールを使った(国際大会)経験者らしい、非常に見事なピッチングをしてくれた」と日本代表の横井監督も賞賛。豊富な国際大会での経験を女房役の牛島と話し合い、変化球を効果的に使用。切れのある直球とのコンビネーションに最後まで相手打者は対応できなかった。これで日本代表は開幕2連勝。日米大学選手権連覇に王手をかけた。
[原大輔]
試合後のコメント
柳
「変化球を有効に使えることができたと、自分の持ち味が出せたと思います。自分は去年も国際大会を経験させていただきましたし、そこで感じたものを牛島とうまく話し合いして、それで牛島もうまくリードしてくれたのでそこはかみ合えたかなと思います。今日アメリカのバッターと対戦してみて、ツーアウト一塁でも大ピンチに感じてしまうような部分がありました。結果的に抑えられてますけど、やっぱりスイングも速いですし、なかなかボール球を振ってくれないです。三振に関しては昨日試合見てスイングが鋭いなと感じましたし、(前日先発の)佐々木(桜美林大)も一球一球必死に投げたと言ってたので、自分も本当に一球一球全力で腕を振るということを意識して最初から飛ばして投げました。その結果がそういうことにつながったかなと思います」
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