
(8)春のリベンジへ 新チーム始動/夏季オープン戦
(8)春のリベンジへ 新チーム始動/夏季オープン戦
新チーム初戦、東海大との試合は2-2の引き分けに終わった。1回表に先制するも、2回裏に先発・大澤真一郎投手(政経2=小山台)が本塁打を浴び、試合は振り出しに。3回裏に相手に勝ち越しを許すも、6回表、小林遼内野手(営2=調布北)の適時打で同点に追い付く。その後はお互い譲らず、同点で試合を終えた。
新戦力の活躍が目立った。4年生の引退により不安のあった投手陣にも期待が持てる。ルーキーの石崎海斗投手(政経1=佐倉)は1回のみの登板だったが、テンポの良い投球で三者凡退に抑えた。続く中里彰吾投手(商3=高崎)も8回同点という緊張感のある場面からマウンドに上がったが、球威のある速球を軸に2回1安打に抑えた。「中里はこれからもチームの中心となっていくピッチャー」(中村亮太捕手・政経3=明大中野八王子)と受ける捕手も納得の投球。「(オープン戦で)結果を残した選手をリーグ戦以降も積極的に使っていきたい」と話す久保田駿新主将(法3=広陵)にアピールした。
「自分たちの目指すのは勝つ野球」(久保田)。4年生が引退し、3年生中心の新チームで挑む初の対外試合。結果は引き分けとなったが「接戦でいい雰囲気でできていた」(久保田)と振り返る。春季リーグは5位と不本意な結果に終わった。今年は例年よりも多く夏のオープン戦を戦う。「全員にチャンスはある」(久保田)と48人全員が横一線でレギュラーの座を争うサバイバルレースが始まった。
[織田有衣子]
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