あと一本が出ず NTT東日本に敗戦/社会人対抗戦

2016.03.28
 NTT東日本と対戦し、終盤に追い上げるも1-2で敗れた。

 痛い一発を浴びた。3回1死二塁。二番手の川口貴都投手(法3=国学院久我山)が投じた137㎞の直球は、上田(NTT東日本)の一振りによって左翼スタンドに飛び込んだ。昨日のオープン戦に続き、手痛い本塁打を打たれた川口。結局、この一本が試合を決定づけた
 あと一本が出なかった。0-2で迎えた9回、先頭の東原匡志外野手(商2=天理)が右中間を破る三塁打で出塁。続く富岡優太内野手(商3=日大三)が中前適時打を放ち、1点差に迫った。しかし、攻撃はそこまで。終盤の追い上げもむなしく1-2で敗れた。

 ルーキー2人が神宮のマウンドに立った。2点ビハインドの5回、長江理貴投手(帯広緑陽)が登板。直球を中心に2つの三振を奪う好投を披露した。続く6回のマウンドを任されたのは森下暢仁投手(大分商)。しなやかなフォームから140㎞前後の直球を低めに集め、1回無安打に抑えた。明大は積極的に選手を入れ替え、投手は計7人が登板。各選手が神宮球場での野球勘を確かめた。

[星川裕也]