運命の1日! 髙山、上原、坂本がプロ入りへ/ドラフト会議

2015.10.23
 夢の世界へ飛び込んだ。プロ野球ドラフト会議が10月22日に行われた。髙山俊外野手(文4=日大三)はドラフト1位で2球団競合の末、阪神タイガースが交渉権を獲得。上原健太投手(商4=広陵)も北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた。また、坂本誠志郎主将(文4=履正社)も髙山と同じく阪神から2位指名を受けた。ドラフト1位複数指名は1984年の竹田光訓氏(昭60文卒)、広澤克実氏(昭60文卒)以来となる2度目。また、明大からのプロ野球入りは6年連続となった。

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
髙山 各シーズン・通算成績(10/22現在)
1年春 13 48 20 .417
1年秋 14 60 16 .267
2年春 14 54 13 .241
2年秋 12 44 13 .295
3年春 14 56 19 .339
3年秋 14 53 19 12 .358
4年春 12 51 17 .333
4年秋 38 14 .368
通算 102 404 131 25 45 18 37 .324

◆高山俊 たかやま・しゅん 文4 日大三高出 181cm・87kg 外野手 右投左打

試合 勝利 敗戦 打者 投球回 安打 四死球 三振 自責点 防御率
上原 各シーズン・通算成績(10/22現在)
1年春 0.00
1年秋 110 28 19 24 1.93
2年春 74 151/3 25 3.52
2年秋 11 123 302/3 22 39 0.88
3年春 117 271/3 25 12 25 11 3.62
3年秋 108 28 17 19 0.96
4年春 109 242/3 22 13 28 1.46
4年秋 120 312/3 18 27 1.42
通算 56 14 765 1862/3 148 59 171 38 1.83

◆上原健太 うえはら・けんた 商4 広陵高出 190cm・86kg 投手 左投左打

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
坂本 各シーズン・通算成績(10/22現在)
1年春 .222
1年秋 14 40 .200
2年春 16 44 10 .227
2年秋 12 34 .206
3年春 14 43 13 .302
3年秋 14 49 10 .204
4年春 11 35 .257
4年秋 10 29 .241
通算 93 283 66 15 38 28 49 .233

◆坂本誠志郎 さかもと・せいしろう 文4 履正社高出 175cm・76kg 捕手 右投右打

[土屋あいり]

コメント
善波監督

「(ドラフト振り返って)そうなればいいなという事が現実に起きたという感じです。(選手たちを)評価していただいたという最高の結果だと思います。(坂本が上位指名)私が見たり聞いたりする範囲では3位くらいなのかなという感じもあったので、坂本とは『それより上の評価をしてくれる球団があれば嬉しいね』と話していました。(教え子の選手がドラフトを迎える監督の心境は)ドラフトもそうだし、それぞれの選手が就職で行き先が決まっていくことが、我々指導者の一つの大きな責任ですね。ご両親や高校の関係者の人たちとの信頼関係だったりというところを常に思っているので、決まるとほっとするというそんな日です。子どもたちや、野球をやっている学生に目指してもらえるような選手になってほしいです」

髙山
「本当に自分のプレーを良い評価をしていただいて、自分としては本当にすごく嬉しい気持ちです。阪神タイガースは常に首位を争うようなチームで、本当にファンの皆さまも多く球場に駆けつけてくれているという関西の人気球団というイメージが強いです。そういうところに行くからには、強い信念を持っていい選手になれるように頑張りたいと思います。阪神タイガースの選手として認められる選手というか、日本球界を代表するような選手になることが、自分の夢ですし目標なので、そこを目指してやっていきたいと思います」

上原
「まず驚きがあって、嬉しさがあって、これから期待に応えていこうと、より一層頑張っていこうと思いました。日本ハムファイターズは投手力がすごく高いチームだと思います。その中でやれるよろこびを感じながら、自分もその中の一員として、どんどん上を目指してやっていきたいです。早く一軍に入れてもらって、チームから必要とされる投手になりたいと思います。目標は数字というよりも息の長い選手、他球団から恐れられる投手が自分の一番目指すところでもあるので、そこを目指してやっていきたいです」

坂本
「正直、自分の思っている以上に高い評価をしていただいて嬉しく思っています。地元が兵庫県ということもあって、そういったゆかりのある阪神タイガースに評価をしていただいて、ほっとしているのと同時に大変光栄な事だと思っています。自分は小さな頃からテレビを付けると、阪神の試合が甲子園で超満員の中でというのが今でも印象に残っています。そういった多くのファンの方々に喜んでいただけるようなプレーをしないといけないと思いますし、認めてもらえるようにやっていきたいと思います。ポジションがキャッチャーということで、経験がものを言うポジションだとは思うんですけど、その経験もレベルの高いほうが自分のためにもチームのためにもなると思うので、目標という部分でも一軍でどれだけ自分の経験を積み重ねていけるということをやっていけるように、入団前から心も体も準備していければと思います」