(14)大先輩高田氏に並んだ 髙山127安打/特別号外

髙山俊(文4=日大三)が27日の対早大2回戦で3回に大竹から左前安打を記録し、高田繁氏(昭43農卒)が持つ127安打のリーグ通算安打記録に並んだ。初回に先発大竹から中前安打を放つと続く3回にも左前安打を放ち、開幕から5試合にして計10安打と大暴れ。連盟90年の歴史において通算安打記録歴代1位タイにつけた。
歓喜の瞬間
神宮の杜が歓喜に沸いた。3回1死一塁。初球、低めの変化球にうまく反応。遊撃手の頭を越えた打球は左前に転がった。その瞬間、スタンドは歓喜の渦に包まれ、内野席にはボードを掲げて祝福する観客の姿もちらほら。「プレッシャーをいい緊張感に変えられている」。数字の重圧を乗り越え、見事に大記録に並んでみせた。
戦いは今後も続いていく。「打てるだけ打ちたい」。記録の壁を越えた髙山が、今季どこまで安打を積み上げていくかに注目だ。
[箭内桃子・尾藤泰平]
関連記事
RELATED ENTRIES