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(60)関東大学対抗戦・帝京大戦 試合後コメント①

ラグビー 2023.11.20

 関東大学対抗戦(以下、対抗戦)の5戦目の相手は強敵・帝京大。相手のフィジカルを生かした激しいプレーを攻略できず、悔しさの残る結果となった。今回は帝京大戦後のインタビューをお送りします。

 

左プロップ床田淳貴(情コミ4=桐蔭学園)

――今試合のスクラムを振り返っていかがですか。

 「互角でした。夏合宿でいいイメージを持ってやっていたので、それに比べたらもちろん帝京大も強くなっていました。次(帝京大と)対戦するとしたら全国大学選手権(以下、選手権)で、今試合は別にスクラムで試合が動いたという意識はないので、そこで逆に勝てるようになったら、こっちに流れを持っていくことができるので頑張りたいです」

 

――今試合はミスが目立ったと思うのですがその点はいかがですか。

 「相手のプレッシャーが強かったというわけでもないのですが、帝京大と試合するとなると気持ちの面であがってしまいました。試合中盤も、いいディフェンスができていたのですが、ちょっと詰め切るところを詰めることができずに結局ミスで終わってしまって、また相手ボールから始まる感じでした。チームは未完成の状態なので逆にポジティブに考えて、選手権や次の早明戦に向けて、あと2週間しっかり突き詰めてやりたいです」

 

フッカー松下潤一郎(法4=筑紫)

――トライシーンを振り返っていかがですか。

 「最初1回モールをやって、あまりうまく押せませんでした。2回目はまず形を作って、空いている方向にみんなでまとまって行くことができて、僕はそれを置かせてもらったので、前の人たちの活躍がすごいなと思います」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 「対抗戦もラスト1試合なので、まず(対抗戦)2位になっていい形で選手権を迎えて、大学選手権で帝京を倒せるように頑張りたいです」


左ロック山本嶺二郎(法4=京都成章)

――今試合を振り返っていかがですか。

 「試合の入りでトライを取られましたが、FWはしっかり取り返すことができたので、いい流れに持っていけるかなと思いました。しかし、帝京大の修正力やトライを取り切る力というところで後手に回ってしまったので、結果負けてしまって反省点が多い試合だったなと思います」

 

――次戦の早大戦ではどのようなプレーをしたいですか。

 「今試合ペナルティーは少なくて、いいディフェンスができていたので、そこをまず継続することと、ブレークダウンのところで、もっとファイトできたらディフェンスも良くなると思うのでその点を頑張りたいです」

 

左フランカー森山雄大(政経4=東福岡)

――今試合のセットプレーはいかがでしたか。

 「ファーストスクラムは自分たちがペナルティーをもらえて、いい流れになるかなと思ったのですが、帝京大ももちろん夏合宿から修正してきて、うまくそこに乗せられてしまった感じです。ただ、マイボールスクラムのクオリティの部分はよかったので、他の部分はまた修正して選手権で(帝京大と)対戦するために、一から修正していきたいです」

 

――後半、立て続けにトライを奪われる場面がありましたがいかがでしたか。

「原因は全部自分たちでした。自陣でミスをして、それをそのまま相手の流れに持っていかれてしまうことが多かったので、アタックも修正していかないといけないと思いました」

 

中山律希(政経4=天理)

――今日のチームの雰囲気はいかがでしたか。

 「1週間帝京大戦に向けて準備してきて、雰囲気はとても良かったですが、それを上回ってきた帝京大が良かったので、これを改善して次に生かせるように頑張りたいです」

 

――帝京大の印象はいかがでしたか。

 「みんな一人一人が強くて、それに押された部分もあって、次はそうならないように練習から勢いを持っていけたらなと思います」


――ありがとうございました。

 

[ラグビー担当一同]


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