

(60)関東大学対抗戦・帝京大戦 試合後コメント①
関東大学対抗戦(以下、対抗戦)の5戦目の相手は強敵・帝京大。相手のフィジカルを生かした激しいプレーを攻略できず、悔しさの残る結果となった。今回は帝京大戦後のインタビューをお送りします。
左プロップ床田淳貴(情コミ4=桐蔭学園)
――今試合のスクラムを振り返っていかがですか。
「互角でした。夏合宿でいいイメージを持ってやっていたので、それに比べたらもちろん帝京大も強くなっていました。次(帝京大と)対戦するとしたら全国大学選手権(以下、選手権)で、今試合は別にスクラムで試合が動いたという意識はないので、そこで逆に勝てるようになったら、こっちに流れを持っていくことができるので頑張りたいです」
――今試合はミスが目立ったと思うのですがその点はいかがですか。
「相手のプレッシャーが強かったというわけでもないのですが、帝京大と試合するとなると気持ちの面であがってしまいました。試合中盤も、いいディフェンスができていたのですが、ちょっと詰め切るところを詰めることができずに結局ミスで終わってしまって、また相手ボールから始まる感じでした。チームは未完成の状態なので逆にポジティブに考えて、選手権や次の早明戦に向けて、あと2週間しっかり突き詰めてやりたいです」
フッカー松下潤一郎(法4=筑紫)
――トライシーンを振り返っていかがですか。
「最初1回モールをやって、あまりうまく押せませんでした。2回目はまず形を作って、空いている方向にみんなでまとまって行くことができて、僕はそれを置かせてもらったので、前の人たちの活躍がすごいなと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「対抗戦もラスト1試合なので、まず(対抗戦)2位になっていい形で選手権を迎えて、大学選手権で帝京を倒せるように頑張りたいです」
左ロック山本嶺二郎(法4=京都成章)
――今試合を振り返っていかがですか。
「試合の入りでトライを取られましたが、FWはしっかり取り返すことができたので、いい流れに持っていけるかなと思いました。しかし、帝京大の修正力やトライを取り切る力というところで後手に回ってしまったので、結果負けてしまって反省点が多い試合だったなと思います」
――次戦の早大戦ではどのようなプレーをしたいですか。
「今試合ペナルティーは少なくて、いいディフェンスができていたので、そこをまず継続することと、ブレークダウンのところで、もっとファイトできたらディフェンスも良くなると思うのでその点を頑張りたいです」
左フランカー森山雄大(政経4=東福岡)
――今試合のセットプレーはいかがでしたか。
「ファーストスクラムは自分たちがペナルティーをもらえて、いい流れになるかなと思ったのですが、帝京大ももちろん夏合宿から修正してきて、うまくそこに乗せられてしまった感じです。ただ、マイボールスクラムのクオリティの部分はよかったので、他の部分はまた修正して選手権で(帝京大と)対戦するために、一から修正していきたいです」
――後半、立て続けにトライを奪われる場面がありましたがいかがでしたか。
「原因は全部自分たちでした。自陣でミスをして、それをそのまま相手の流れに持っていかれてしまうことが多かったので、アタックも修正していかないといけないと思いました」
中山律希(政経4=天理)
――今日のチームの雰囲気はいかがでしたか。
「1週間帝京大戦に向けて準備してきて、雰囲気はとても良かったですが、それを上回ってきた帝京大が良かったので、これを改善して次に生かせるように頑張りたいです」
――帝京大の印象はいかがでしたか。
「みんな一人一人が強くて、それに押された部分もあって、次はそうならないように練習から勢いを持っていけたらなと思います」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
関連記事 RELATED ENTRIES
-
(86)関東大学対抗戦・早大戦 試合後コメント②
ラグビー 2023.12.05関東大学対抗戦(以下、対抗戦)7戦目は伝統の一戦、明早戦。試合序盤に主導権を握り得点を重ねた明大は、終盤の早大の猛攻を耐え切り勝利を飾った。今回は早大戦後のインタビューをお送りします。 スタンドオフ伊藤耕太郎(商4=国学院栃木)――対抗戦を振り返っていかがですか 「全試合に出ることができて本当に良かったなと思います。まだまだ毎試合課題が出る中で、明大としても毎試合改善してここまで来れたのでまた選手権に向けて頑張っていきたいと思います」 ――苦しい時間帯に意識していたことを教えてください。 「後半になってラインスピードが落ちてきて、どうしたらいいのか考えて、正直改善策は見つからないまま終わってしまったんですけど、嶺二郎(左ロック山本・法4=京都成章)がキャプテンとしてビッグプレーしてくれたことで流れを断ち切れたかなと思います」 左ウイング海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)――試合を振り返っていかがですか 「大きな舞台に立てたことにまず感謝して、勝ててうれしいって気持ちでいっぱいです」 ――試合の収穫と見つかった課題を教えてください。 「後半の早大のアタックにめちゃくちゃトライを取られてしまったので、そこをどうやってディフェンスしていくかが課題です」 左センター平翔太(商2=東福岡)――試合を振り返っていかがですか 「前半いいクオリティでアタックできたと思います。やっぱり後半のディフェンスでズルズル前に行かれた部分は修正していかなければいけないと思いました」 右ウイング安田昂平(商4=御所実)――苦しい時間帯に意識していたことを教えてください。 「ハーフタイム中に、前半うまくいきすぎてたから気を緩めずにやろうという話をしていたんですけど、やっぱり少し勝っているからという気の緩みがあってもつれたので、そこを意識していました」 ――自身のトライを振り返っていかがですか。 「結構雰囲気が悪い中で後半取れたトライは自分の中でもうれしかったです」 フルバック池戸将太朗(政経4=東海大相模)――苦しい時間が生じてしまった要因を教えてください。 「やっぱり体力的な部分もなんですけど、点差もついていた分足が止まってコミュニケーションも少なくなって、自分たちがどういうディフェンスをしていくのか徹底することができなかったからだと思います」 ――スタンドの大きな合唱と声援はいかがでしたか。 「入場した時から鳥肌が立ってましたし、ファンの方が校歌を歌ってくださってるのを見てやっぱりすごいなと思いました。これはやらなきゃいけないという気持ちにもなりました」 登根大斗(法3=御所実)――途中から出場して意識したことを教えてください。 「21番として入るからには流れを変える、チームがどんな状況でももう1回ギアを上げさせたり勢いづかせるプレーを常に意識して練習からやっていたので、そこはいつもと変わらず。チームの流れを崩さず、かつ自分の強気なプレーを出していけるように常に考えながらイメージしていました」 ――選手権への意気込みを教えてください。 「今年からAチームに絡ませてもらって、去年とは全然立場が違うんですけどしっかり出られることに感謝して普段通り自分の役割っていうのを最後まで全うして4年生と少しでも多く試合ができるように、100周年で優勝できるように頑張っていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 [ラグビー部担当一同]READ MORE -
(85)関東大学対抗戦・早大戦 試合後コメント①
ラグビー 2023.12.04関東大学対抗戦(以下、対抗戦)7戦目は伝統の一戦、明早戦。試合序盤に主導権を握り得点を重ねた明大は、終盤の早大の猛攻を耐え切り勝利を飾った。今回は早大戦後のインタビューをお送りします。 フッカー松下潤一郎(法4=筑紫)――今試合のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれましたがいかがですか。 「自分が選ばれると思っていなかったのですごくうれしくて、(記念撮影の時)あまりいい笑顔ができなかったのがもったいないなって思いました。これからも頑張りたいと思います」 ――全国大学選手権(以下、選手権)に向けて意気込みをお願いします。[いい部分もありましたが、修正しないといけない部分もたくさん見つかったので、ポジティブに捉えてしっかり修正して、いい状態で選手権に向けてやっていきたいと思います」 左ロック山本嶺二郎(法4=京都成章)――100周年の明早戦を勝利で収めることができた点はいかがですか。 「率直にすごくうれしいです。試合前の校歌斉唱の時、明大の校歌が大音量で聞こえてきて、幸せだなって思いましたし、このような環境でできることをうれしく思ったので、 素直に勝ててうれしいです」 ――選手権に向けて意気込みをお願いします。 「負けたら終わりというところで、相手チームもがむしゃらに来ると思いますし、こういう試合でこそ明大は落ちがちというのを4年間学んできているので、 残り数週間第1戦に向けてしっかりみんなで準備していきたいと思います」 右ロック亀井茜風(政経4=長崎北陽台)――今試合のFW陣はいかがでしたか。「ラインアウトですごくプレッシャーをかけて、スクラムでも自分たちが練習してきた部分をしっかりと出すことができたので良かったと思います」 ――選手権に向けて意気込みをお願いします。「選手権は負けたら終わりで、去年はベスト8で終わっていて、100周年ということもあってもう今年は負けられないので、しっかり優勝できるように頑張りたいと思います」 左フランカー森山雄太(政経4=東福岡)――今試合を振り返っていかがですか。「後半の途中まではすごく良くて、いい運びができて全体的にチームとして、悪い部分もいい部分もたくさん見えた感じでした」 ――2日の取材ではコンタクト面で体を張って頑張りたいっておっしゃっていましたが、その点はいかがでしたか。「できたかなと思っています。ブレークダウンでプレッシャーをかけることができて、個人的にそこは良かったなと感じました。ですが自分のボールキャリーのところであまり前に出られなかったので、そこは修正していきたいです」 不京大也主務(営4=明大中野八王子)――今試合のセットプレーはいかがでしたか。 「前回の帝京大戦ではセットプレーの部分で簡単なミスだったり、スクラムも思うようにいかなかったりしました。今回のラインアウトは自分たちでほぼ完璧に近いと言えるほどしっかりいけていましたし、スクラムのセットアップに関しても、前回の反省を生かして改善して、試合の入りからできていたので、そこはすごく良かったです」 ――セットプレー以外のFWの動きはいかがでしたか。 「モメンタムを出して縦の勢いを出すために、しっかりレッグドライブして、どんどん足をかいて前に出るところは2週間しっかりやってきて、そこは試合の中で出せていたので、すごくいいパフォーマンスだったと思います」 ――ありがとうございました。 [ラグビー担当一同]READ MORE -
(84)関東大学対抗戦・明早戦 試合前日コメント②
ラグビー 2023.12.02帝京大に敗れ5勝1敗で迎える関東大学対抗戦(以下、対抗戦)も、いよいよ残るは早大戦のみとなった。2位争いをかけた伝統の一戦を控えた選手たちにインタビューを行った。廣瀬雄也主将(商4=東福岡)――グラウンド外からのチーム作りではどのようなことを意識していますか。「しっかりと外から練習見て、グラウンド内だけじゃなくて外から気づくこともいっぱいあるので、逆にあえて何も言わずにグラウンド内の選手たちがどんな感じで喋ってんのかなとか、こういうことを気づいたりするんだなとか、逆に中でしか気づかないこともあるんだなっていういろいろな視点から見ることで、僕がチームに帰ってきた時にはいい影響をもたらすことはできるんじゃないかなとすごく感じます」 ――早大戦ではどのようなプレーを期待したいですか。「まず1年間積み上げてきた自分たちのアタックの強みとかメンタルのところや、しっかりフォワードが前に出てハイブリッド重戦車とかのところの強みを存分に出して、明治のプライドというか〝前へ〟っていうのはすごく体現してほしいなって感じます」 ――主将として早大戦に向けての意気込みをお願いします。「メンバーだけじゃなくノンメンバーも含めてしっかりと『ONE MEIJI』になっていかないと絶対に早大には勝てないと思うので、試合のギリギリまでしっかりとノンメンバーからサポートして準備して、最高のバトンをメンバーに渡せたらなと思うので、あとはメンバーに任せてみんなで勝ちにいきたいなと思います」 スクラムハーフ萩原周(商4=大阪桐蔭)――今日の練習の雰囲気はいかがでしたか。「結構みんなミスボールの反応だったりそういうのが早かったので、試合を想像できていたので良かったと思います」 ――帝京大戦からどのような練習をしてきましたか。「帝京大に負けて自分たちの細かいところの甘さに気づいたんで、大幅に変えるっていうよりかは突き詰めるというか、一つのプレーや一つのキック、パスなどを詰めるというのをみんな意識してやっていたと思います」 スタンドオフ伊藤耕太郎(商4=国学院栃木)――帝京大戦からチームとして意識していたことを教えてください。 「帝京大戦では明治のラグビーというのは全くできなくて、帝京大に対してのラグビーというのをしようとしていました。試合でもそのラグビーをしてしまい、明大が今までやってきたことを全く出せなかった試合でした。今までやってきたことのクオリティーを上げて明早戦に挑もうというところで、もっと今までやってきたことというのを体にも染み込ませなくてはいけないなっていうところで、練習中のコミュニケーションや練習時間外でのコミュニケーションというのを増やしていました」 ――明早戦への意気込みをお願いします。 「最後の明早戦というところで、帝京大戦で少し焦ってしまったので落ち着いてオーガナイズして、持ち味のランではしっかり前が空いたら仕掛けていきたいなと思っています。頑張ります」 左ウイング海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)――明早戦の勝負のカギを教えてください。 「FWです。負けることないと思うんですけど、FWがもうひたすら前に出てくれればBKも非常にやりやすいので、(FWの頑張りに対して)僕たちがどれだけ頑張れるかですね」 ――明早戦への意気込みをお願いします。 「国立競技場はずっとテレビで見ていた場所なのですごく楽しみです。チームを勢いづけるようなトライを取ります!」 左センター平翔太(商2=東福岡)――今週のテーマを教えてください。 「『オールアウト』です。全力で出し切るという意味なんですけど、どの局面においてもどんなスキルにおいても出し切るっていうのが求められているので、しっかり一つ一つのプレーに集中していきたいなと思います」 ――帝京大戦に続いて12番ですがいかがですか。 「しっかり紫紺の責任を持って、プライドを持って戦いたいと思います。相手がずらしてくるプレーが多いので、縦に突っ切っていくようなプレーを意識してやっていきたいです」 右センター秋濱悠太(商3=桐蔭学園)――明早戦ではどのようなプレーを見せたいですか。「大きな舞台なんですけど、特別なことをせずにシンプルにボールを持ったら前に出るだったり、80分間ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続けるという基本的なことをやりたいです」 ――明大の注目選手を教えてください。 「5番の茜風さん(亀井・政経4=長崎北陽台)がずっとケガだったり、ジュニアで引っ張ってくれた選手で急遽今回メンバー入って、きっと声でもプレーでも盛り上がってくれるのでそこに注目してもらいたいです」 右ウイング安田昂平(商3=御所実)――BK陣で意識してきたことを教えてください。 「キックの処理だったり、相手が流してくるディフェンスなのでその流してくるディフェンスに対して、自分たちの個人技を出して強くタックルするようにBKでは意識して練習しています」 ――明早戦への意気込みをお願いします。 「14番でチームに勢いを付けられるようにトライを取るのが仕事なので、多くて3トライくらい取れたらいいかなと思います。しっかり勝って日本一につながるいい準備ができたらいいです」 フルバック池戸将太郎(政経4=東海大相模)――勝利のカギを教えてください。「やってきたことをしっかり出せるかという、練習でやってきたことしか出せない中で練習でやってきたことを出せなかったら試合に勝てないし、それ以外を出そうとしてもできないし、帝京大戦から切り替えてやってきたことをしっかりと出すことが勝利のカギだと思います」 ――『オールアウト』というテーマの中で、どのようなプレーを見せたいですか。 「80分間しっかり出しきってオールアウトってところもそうですけど、体力もそうだしスキルでは今自分が持っているスキルを出し尽くすっていうところを意識していると思います」 ――ありがとうございました。 [ラグビー部担当一同]READ MORE