(番外)明大スポーツ第531号 佐藤恵允ご両親インタビュー拡大版

2023.09.28

 9月28日発行の明大スポーツ第531号で1面を飾った佐藤恵允選手(文4=実践学園)。本記事では紙面に載せきれなかった佐藤恵のインタビューを掲載いたします。

(この取材は7月29日に行われたものです)

 

お父さま

――海外のチームに加入が決定したことを聞いた時の心境はいかがでしたか。

 「良かったと思いました。本人の夢だから、何よりもそれは喜びました。父として、本人がうまくできるかや言葉の問題、どういうプレースタイルなのかが全く分からないから(心配です)。本人が小さい頃から狙っていて夢としてあって、その彼の夢が近くなったからうれしかったですね」

 

――小さい時から恵允選手のプレーを見られていて、当時とプレースタイルは変わらないと思われますか。

 「小さい頃はどちらかというと速いドリブルやボールタッチとスピード、真ん中からサイドのプレーが良かったです。大学に入ってからフィジカルが上がって、負けず嫌いの部分が成長したと思うんですよね。スピードというプレーではないかな。今は両方やろうとしているところだと思います」

 

――ご両親から見て恵允選手はどういった性格の方なのでしょうか。

 「やんちゃな面もありますが芯は優しくて、でも割とそこが周りに伝わらない部分があったりするのですが、優しいですよ。協調性もあると思います」

 

――どういった選手になってほしいという思いはありますか。

 「サッカーは守備だけ、攻撃だけではないと思うので、オールラウンドにピッチ上で90分ハードワークをして抜けない、怠けない選手になってほしいと思います。あとは自分と一緒にやっている選手のフォローだったり、うまくいかない時に声を掛けたり、そこからチームを強くする選手になってほしいです」

 

――応援メッセージをお願いします。

 「頑張れ!楽しくして、(恵允は)サッカーが大好きなので、仕事として考えないで自分が1番好きなことを楽しく頑張ってください」

 

お母さま

――加入が決定したことを聞いた時はどう思われましたか。

 「びっくりしました」

 

――やはり、小さい頃からの夢だったのでしょうか。

 「そうですね、サッカー選手になることはずっと夢だったみたいです」

 

――大学からJリーグではなく海外に行くというのは異例だと思うのですが、海外と聞いた時はどう思われましたか。

 「本当にびっくりです。小さい頃から普段好きなチームも海外のチームだったので、そういうことは会話する中で聞いてはいたのですが、まさか急にこんなことになるとは本当にただただびっくりです」

 

――ご両親から見て恵允選手はどういった性格の方なのでしょうか。

 「本人はクールに見せようとしているけど、優しさがあって負けず嫌いなところもあります。あまり自分の弱いところを見せないタイプで、メンタルもフィジカルも自分でなんとかしようとします。手伝いを求めたり、助けてくださいとは言わないんですよね。だから、そこは親として心配するところがあります」

 

――応援メッセージをお願いします。

 「こんなに素晴らしいチャンスをもらえたのは、やはり今まで関わってくださった皆さんのおかげです。それを絶対に忘れないで、自分が何をやりたいのかということをしっかりと芯に持って、体とケガには気を付けて頑張ってほしいです」