
(番外)明大スポーツ第531号 佐藤恵允ご両親インタビュー拡大版
9月28日発行の明大スポーツ第531号で1面を飾った佐藤恵允選手(文4=実践学園)。本記事では紙面に載せきれなかった佐藤恵のインタビューを掲載いたします。
(この取材は7月29日に行われたものです)
お父さま
――海外のチームに加入が決定したことを聞いた時の心境はいかがでしたか。
「良かったと思いました。本人の夢だから、何よりもそれは喜びました。父として、本人がうまくできるかや言葉の問題、どういうプレースタイルなのかが全く分からないから(心配です)。本人が小さい頃から狙っていて夢としてあって、その彼の夢が近くなったからうれしかったですね」
――小さい時から恵允選手のプレーを見られていて、当時とプレースタイルは変わらないと思われますか。
「小さい頃はどちらかというと速いドリブルやボールタッチとスピード、真ん中からサイドのプレーが良かったです。大学に入ってからフィジカルが上がって、負けず嫌いの部分が成長したと思うんですよね。スピードというプレーではないかな。今は両方やろうとしているところだと思います」
――ご両親から見て恵允選手はどういった性格の方なのでしょうか。
「やんちゃな面もありますが芯は優しくて、でも割とそこが周りに伝わらない部分があったりするのですが、優しいですよ。協調性もあると思います」
――どういった選手になってほしいという思いはありますか。
「サッカーは守備だけ、攻撃だけではないと思うので、オールラウンドにピッチ上で90分ハードワークをして抜けない、怠けない選手になってほしいと思います。あとは自分と一緒にやっている選手のフォローだったり、うまくいかない時に声を掛けたり、そこからチームを強くする選手になってほしいです」
――応援メッセージをお願いします。
「頑張れ!楽しくして、(恵允は)サッカーが大好きなので、仕事として考えないで自分が1番好きなことを楽しく頑張ってください」
お母さま
――加入が決定したことを聞いた時はどう思われましたか。
「びっくりしました」
――やはり、小さい頃からの夢だったのでしょうか。
「そうですね、サッカー選手になることはずっと夢だったみたいです」
――大学からJリーグではなく海外に行くというのは異例だと思うのですが、海外と聞いた時はどう思われましたか。
「本当にびっくりです。小さい頃から普段好きなチームも海外のチームだったので、そういうことは会話する中で聞いてはいたのですが、まさか急にこんなことになるとは本当にただただびっくりです」
――ご両親から見て恵允選手はどういった性格の方なのでしょうか。
「本人はクールに見せようとしているけど、優しさがあって負けず嫌いなところもあります。あまり自分の弱いところを見せないタイプで、メンタルもフィジカルも自分でなんとかしようとします。手伝いを求めたり、助けてくださいとは言わないんですよね。だから、そこは親として心配するところがあります」
――応援メッセージをお願いします。
「こんなに素晴らしいチャンスをもらえたのは、やはり今まで関わってくださった皆さんのおかげです。それを絶対に忘れないで、自分が何をやりたいのかということをしっかりと芯に持って、体とケガには気を付けて頑張ってほしいです」
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