
(25)第64回明立定期戦 対立大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――今試合をどのように迎えましたか。
「AGFフィールドで記念すべき定期戦を盛り上げたいということで、学生が学校の中でもビラを配って準備していました。そしてサッカークリニックを行いながら開催できて、そこにも価値があったと思います」
――定期戦を行う意義についてはいかがですか。
「定期戦は両校の伝統があり、両者が切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっています。この歴史の積み重ねには公式戦と同様の価値があります。そんな中ですごくいいゲームができたのではないかと思います」
――トップチーム初出場の多久島良紀(文1=青森山田)はいかがでしたか。
「非常にいい選手ですよね。ヘディングが強いし、対人も強い。リーダーシップもあるので、これをきっかけにこれからも頑張ってくれればと思います」
――前半の戦い方はどうご覧になりましたか。
「立ち上がりは見ていて良かったと思います。けど疲れた時に切り替えが遅れてきた時や、また相手に元気が出てきた時に、どうやってリズムを取り戻しにいくか、もう一度明治のサッカーに戻していくかなど、守備はまだまだ見ていて課題があります」
熊取谷一星(政経3=浜松開誠館)
――「アミノバイタル®」カップの敗退からはどう過ごしましたか。
「各々がそれぞれ考えることがあったと思うのですが、それを練習の中で改善していこうという姿勢が出ない時もありました。最近は少しずつ(姿勢が)出るようになった部分があるのかなと思います」
――ご自身の得点を振り返っていかがですか。
「前半は立ち上がりから何本か同じようなシーンがありました。前に入っていくことは常に狙っていたので、阿部さん(稜汰・政経4=日章学園)がいいボールを出してくれて良かったと思います」
――後半の攻撃はいかがでしたか。
「何本もチャンスがあった中で決め切れないのは課題です。それは質や気持ちの部分など、いろいろな要因があると思います。そこは1週間で突き詰めて、またリーグ戦に生かしていきたいと思います」
――次戦はリーグ戦2位・日大との一戦ですが、意気込みをお願いします。
「2位にいるということは、いいチームだと思います。しかし、自分たちはそこを意識するよりも、まず自分たちに目を向けて自分たちのサッカーをやることが重要だと思います。明治らしいサッカーをしたいと思います」
多久島
――トップチーム初出場を振り返っていかがですか。
「失点しているところも含めて課題が残ったので、まだまだ満足できないです。個人としてもっとアピールして、チームを勝たせたいと思ったので、次からさらに意識していきたいと思います」
――失点シーンはどう振り返りますか。
「後半になるにつれて、守備が軽くなって自分も含めてファールが多くなったので、まずファールを与えなくしなければいけないです。(失点の)セットプレーのところも、ゾーンだったので、もっと配置のところを工夫しなければいけないです」
――1年生が多く出場されましたがいかがでしたか。
「コミュニケーションは取りやすかったです。自分たち1年生がもっと突き上げていかないと上にも刺激が入らないと思います。1年生からチームを良くしていき、もっとアピールして、チームを変えることを意識して取り組んでいます」
――学内でのビラ配りなど、学生主体の取り組みにはどう感じていますか。
「個人的にも初めての取り組みで、活動の中でスタッフの気持ちなどを知りました。来てくださった方々に楽しんでもらい、勇気や感動を与えるべきだと思いました。今日は勝利を届けられなくて悔しいです」
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