
(5)関東大学1部リーグ戦 第1節 対東海大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――2部から昇格した東海大の印象はいかがでしたか。
「とても実直かつ誠実でいいチームだと思って見ていました。ただ明大としては勝ち点3をしっかりと取らなければいけないゲームだったと思います。失点をした後に太田が追い付いて、勝ち点1を取れたということは良く捉えて、また来週に向かいたいと思っています」
――ハーフタイムでの修正点をお聞かせください。
「徹底的にサイドの幅、さらには逆サイドの対角の幅を使って、やはり最後の精度をしっかりと高めることです。またリスクをしっかりとヘッジして、相手の攻め残ったカウンターをしっかりと対処することです。マイボールをより大事にして、ワンタッチでボールを失う場面が前半は多かったので、その辺りをしっかりとボールを落ち着かせて自分たちのサッカーをやることです」
――今年度の抱負をお聞かせください。
「とにかく選手が伸び伸びと力を発揮して、大学サッカーがより注目されて、その輪の中心にいるように、何かしてあげたいと思います。今までの型にはまった状態というより、解き放たれたような場所を見つけていきたいと思っています」
井上樹主将(法4=ヴァンフォーレ甲府U―18)
――ボランチでの出場はいかがでしたか。
「CBでもボランチでも守備面で貢献できると思っています。主将として戦う姿勢やチームをまとめる部分は、ポジションに関わらずやるべきだと思います」
――主将としてチームの雰囲気はどう感じていますか。
「今回の結果は引き分けでしたが、それほどネガティブになる必要はないです。次の試合も近いので、よく追い付いたとポジティブに捉えて次もやるしかないです」
――世代別日本代表選手も在籍する今年度のメンバーはいかがですか。
「個性豊かで試合経験は多く、代表経験がある選手もいますが、実際に今日勝てていないです。何も成し遂げていないので、まだ甘さがあるかと思います」
――修正点と次に向けての意気込みをお聞かせください。
「スキや甘さをなくして明治のサッカーをするということと、ゴール前での質を求める、戦う気持ちなど基本的なことを揺れ動かさずに信じてやっていくしかないと思います」
太田龍之介(政経4=ファジアーノ岡山U―18)
――ご自身のゴールを振り返っていかがですか。
「ゴール前が混戦していたので、少し離れてこぼれ球を狙おうと思っていました。あとは力強く押し込むだけでした。朝からバースデーゴール頼むぞと言われていたので、やってやろうと思っていました。ただ、まだ勝っていなかったので、次のゴールも貪欲にいこうと思っていました」
――試合中の声掛けが印象的でしたがいかがでしたか。
「最上級生として去年より責任感は増しました。11番という偉大な先輩が付けてきた番号を背負うので、より一層に責任と覚悟が増したかなと思います」
――ご自身の将来についてはどうお考えですか。
「将来はプロで勝負したいという思いがあります。明治で絶対的な存在になっていけば、おのずからプロ内定も付いてくると思うので、まずはこのチームで絶対的な存在になれるようにやっていきたいです」
佐藤恵允(文4=実践学園)
――試合を振り返っていかがですか。
「最高学年になって自分としては初めての試合でした。勝つという強い気持ちも持っていましたが、結果的に引き分けでした。それでも次につながる結果だとは思うので、次に向かって連覇できるようにやっていきたいです」
――U―22日本代表にも選出されましたが、ご自身の役割についてどう感じていますか。
「自分が代表で経験したものをチームに還元しなければ、行っている意味がないと思っています。昨日しか練習していませんでしたが、その中でも結果を出せることが一流の選手だと思います。海外に行けば、中2日が当たり前にあるので、そこで自分の100%の実力を出さなければならないと思います」
――次戦に向けて意気込みをお聞かせください。
「今日は勝利で終わりたかったですが、引き分けで終わってしまったので、次はもう切り替えるしかないです。明治の三原則を徹底して90分間戦って絶対に勝ち点3取りたいです」
稲垣篤志(法1=浦和レッズユース)
――今節はデビュー戦でしたがいかがでしたか。
「リーグの開幕戦でデビューできたことは本当に光栄に思います。感謝と責任が重くのしかかっています。与えられた5分間でチームのために何ができるか考えました。同点の状況だったので、得点に絡むようなプレーをしようと思いましたが、悔いの残る結果となってしまったので、次の流経大戦に向けてまた練習で頑張っていきたいと思います」
――明大のSBになることで意識されていることはありますか。
「栗田監督から試合後に、長友佑都選手(平21政経卒・現FC東京)や常本佳吾選手(令3政経卒・現鹿島アントラーズ)など、お手本となる選手を具体例であげて下さるので、お手本にするのもそうですし、超えていくということが一番の目標だと思っています」
――明大に進学した理由をお聞かせください。
「サッカーはもちろんのこと、人間性の部分を大きく成長できると聞いています。栗田監督の下で人間性を鍛え上げてから、社会に出る、プロに入ることが自分としては良いと考えて明治に入りました」
関連記事
RELATED ENTRIES