(96)関東大学対抗戦・早大戦 試合後コメント②

ラグビー
2022.12.04

 ついに迎えた関東大学対抗戦(以下、対抗戦)最終戦。対するは宿敵・早大。9年ぶりに大学ラグビーの聖地である国立競技場で行われた伝統の一戦。明大はFW、BK共に強さを見せつけ、見事早大を撃破し勝利を収めた。今回は早大戦後のインタビューをお送りします。

 

スタンドオフ伊藤耕太郎(商3=国学院栃木)

――今日の試合に点数をつけるとしたら何点ですか。

 「70点くらいです。1対1のところですごくゲインできて、ディフェンスとアタックもできたと思います。しかしいいアタックはできたのですが、ディフェンスのところでのハイボールの精度や外に出られてしまったところは良くなかったと思います」

 

――早大のBK陣はいかがでしたか。

 「本当にスペースに運ぶのがうまくて、僕たちのディフェンスも前半は良かったのですが、後半足が動かなくなったときに振られてしまったイメージがあります」

 

左ウイング石田吉平主将(文4=常翔学園)

――今試合を振り返っていかがですか。

 「自分たちのラグビーができたところではできたのですが、早大に思うようにやらせてしまっている時間帯があり、そこをなくそうという話をしていたのでそこは悔しいです」

 

――全国大学選手権(以下、選手権)に向けてどのような準備をしていきたいですか。

 「早大と東洋大のどちらが勝ってくるか分からないですが、もし早大が上がってきた時に2回連続で勝つのは難しいと言われていて、その2回連続勝てないということを僕たちは1年生の時に経験しています。それを経験しているのは僕らの代だけなので、しっかりと2回勝てるように気を引き締めてやっていきたいと思います」

 

左センター廣瀬雄也(商3=東福岡)

――BK陣で準備していたプレーはありましたか。

 「特に特別なことは用意していなくて、いつも通りに明大のアタックを早大に対してどのように仕掛けていくのかというのは常に話し合っていました。明大のアタックがうまくいっていない時はしっかりと集まって、何がいけないのか原因を突き止めて改善できたことは良かったと思います」

 

――キックの調子はいかがでしたか。

 「コンバージョンキックは、今年度の対抗戦で成功率90パーセントを超えていていい感じだったのですが、今日の最終戦でフィールドのキックがあまり良くなくて、自分が得意としているところでチームを引っ張っていかなければならないキックなのに、逆に足を引っ張ってしまったので次の選手権に向けて修正していきたいです」

 

右センター齊藤誉哉(文4=桐生一)

――国立競技場での明早戦はいかがでしたか。

 「楽しかったです。わくわくしていたのでいいプレーもできました。しかし、自分のミスでチームを苦しめてしまう場面などもあったので、もっと頑張ろうと思いました」

 

――対抗戦全体を振り返っていかがですか。

 「全勝したかったのですが帝京にあのような形で負けてしまって、まだまだ自分たちに足りない部分というのも対抗戦で感じることができたので、選手権にいい準備をして臨みたいと思います」

 

池戸将太郎(政経3=東海大相模)

――今試合を振り返っていかがですか。

 「前半入りが良くいいペースでプレーすることができていたのですが、途中早大ペースになった時に僕を入れてもらって、いい勢いを与えられたトライができたと思います。そこから明治タイムというのを掲げて我慢の時間帯だぞと言いながらやれたので、全体を通して主導権を握れなかったですが、最後まで我慢できたのは良かったです」

 

――今試合の良かった点と課題点はありますか。

 「良かった点は試合の入りです。試合の入りで自分たちのペースでプレーできたところが良かったです。逆に悪かったのはそれを継続できなかったということです。我慢できずにペナルティーをしてしまい主導権を途中与えてしまったことはすごく課題ですし、帝京大などのもっと強いチームだったらそこで隙を突かれていたかもしれないので、そこは修正すべき点だと思います」

 

原口虎太郎(商4=東福岡)

――チームとして良かったところはありますか。

 「チームとしては、最初にすごく明治のやりたいことができていたのですが、途中から相手もアタックが良くなってきて、疲れてきたときにどれだけ最初のディフェンスの精度で続けられるかが今後の課題だと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[ラグビー担当一同]