(48)関東大学1部リーグ戦 第14節 対国士大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「今日は完敗ですね。サッカーじゃないですね」
――特にどういった点が明大らしくない大敗の原因になったと思いますか。
「気持ちどうこうの前に、トレーニングのあり方のベースを取り戻さないと、ずるずると引きずってしまうと思います。今は勝ち点では首位にいますが、1位にふさわしくないと思うので、残りの3試合の中でしっかりと取り戻してリーグを終えるということが必要だと思います」
――中4日で法大戦へと続きますが、そこに向けてはどのようにしていきますか。
「明日からの練習をしっかりとやるしかないです。明日はリカバリーをやってからの練習です」
――具体的にどのような練習を行いますか。
「走る!戦う、走る。もうひたすらそこですね。もう一度そこに自信を持たないと。相手の方が自信を持っていて、勢いもありましたね。国士大や東国大、昨年度の駒大のようなチームに対して足先でかわそうとしているので、かつての明治はまず自信があった上で技術がありましたけど、今は先に技術が来ているので、そこをもう一回見直さなければいけません」
――国士大のサッカーはどのように評価しますか。
「もう素晴らしかったと思います。あのくらい戦う姿勢を出していかないと、あれがサッカーだと思いますし、そこがベースにあった上で技術や戦術に入っていくものだと思います。国士大はあのサッカーを続けていたらリーグ戦も1位にいたと思いますし、なぜ今、中位にいるのか不思議なところです」
林幸多郎主将(法4=サガン鳥栖U―18)
――前半から相手のプレスに苦しんだ印象がありますがいかがですか。
「何度も国士大と対戦して、前線から勢いを持ってプレスが来ることは分かっていました。自分たちがそれを上回るスピードやパワーでいきたかったですが、対応ができなかったことが今日の敗因だったと思います」
――攻撃でいい流れを作り始めたところでの失点から相手に勢いを与えてしまったと思いますがいかがですか。
「今シーズンは最初の東国大戦で0—4、拓大戦で4—5、そういった大量失点が続いているのは、まだまだ日常の甘さが出ているのかなと思います。今すぐに直さなければいけない部分だと思いますし、直さないと今後勝てていけないと思います」
――ハーフタイムではどのような話をしましたか。
「もっと自分たちが攻撃のテンポを出して、自信を持ってやってくこと。蹴り出さずにしっかりつないでいくことを話しましたが、うまくいく部分とそうでない部分がありました」
――後半の選手交代後はいい攻撃の形が作れていたと思いますがいかがですか。
「太田龍之介(政経3=ファジアーノ岡山U―18)が入って点を取りましたが、そこは評価できる部分だと思います。ただボランチのところで相手にセカンドボールを拾われるところが多くリズムを作れなかったので、そこをなんとか改善してうまくゲームを運べたらなと思います」
――栗田監督は「練習のツケが出た試合」だとおっしゃっていましたが、最近の練習はいかがですか。
「明治は守備が特徴のチームだと毎年言われていますが、4失点、5失点する試合をしてしまうというのは今までになく、今年のチームはそういった勝負どころで守り切るという部分がまだまだ足りないと思います。フィジカルやパワーという自分たちが強みとしていかなければいけない部分で国士大に負けてしまったので、そういった部分を鍛え直さなければいけないと感じています」
――次戦の意気込みをお聞かせください。
「今回の負けを引きずらずに次に試合でしっかりと勝ってリーグ優勝につなげられるように、また明日から修正して頑張りたいと思います」
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