(105)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑨/下條乃將

2022.10.12

 目前に迫った第99回箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は5年連続、64回目の出場権獲得を狙う。昨年度の予選会で2位に大差をつけて首位通過を果たしたその実力を今年度も見せることができるかに注目だ。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 

 第9回は下條乃將(情コミ4=東京実)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです)

 

――合宿が終わり東京に戻ってきてからの調子について教えてください。

 「今は去年に比べてだいぶ練習ができています。もともと暑さが苦手というので、帰ってきてから心配でしたが、思ったよりも東京が涼しいと感じます。また、去年は暑さに慣れるために午前中や日が出ている時間に練習をわざとやって、練習ができていなかったです。今年は涼しい時間帯に走った方が良いのかなと思い、午後にポイント練習をやっています。他の人と比べると完璧ではないですが、去年に比べたらかなりできている感じです」

 

――予選会1週間前の心境を教えてください。

 「今のところは、はっきりと予選会で緊張してきたという感じはないです。やはり去年箱根駅伝を走らせてもらって、シードを落としてここ(予選会)に来た原因の一つに自分があると思っています。その借りを返す第一歩だと思ってしっかり覚悟を持ってやらないといけないと思っています。特別、緊張しているということではないです」

  

――予選会のエントリーメンバーに入ることは初めてですが、メンバーが発表されてどう感じましたか。

 「夏前の段階では、予選会のメンバーに入るのも、ぎりぎりかなと思っていました。夏合宿をAチームの人たちと練習をしていた中で、予選会のメンバーには絶対入れるだろうという自信は割と(合宿の)後半の方はありました。あとは予選会を走れるメンバーの中でどれだけ自分が上の方で結果を残してチームに貢献できるのかというのが後半では頭にありました。初めてのエントリーではありますが、実力通り(メンバーに)入れたのかなと思います」

 

――予選会のコースに対しての印象はありますか。

 「僕は1年生の時に補助員で5キロ地点に立っていて、その時は手嶋さん(杏丞・令4情コミ卒・現旭化成)が日本人の先頭を突っ走っていたイメージがすごく強いです。手嶋さんが突っ走っていたのと自分を重ねるのは無理だろうなと(笑)。あとは思ったよりもラスト5キロで坂があるのはきついなという印象があります。どれだけ後半に足を残せるか、なので、できるだけ前半は余裕を持って走ってラストを迎えないと、ラストで全然動かなくなりそうだなというイメージです」

 

――予選会で下條選手がチーム内で求められていると思うことはありますか。

「やはりチームの中間層として確実に走って結果を残すことが、最低ラインで求められることだと思っています。あとはまだ誰が出るのか分からないし、これから誰かが足を痛めて出なくなる可能性もあることを考えると、自分が中間層だという意識だけでもだめだと思います。できるだけ1年生には、失敗してもいいからリラックスして走ってもらいたいので、稼ぐのであれば上級生がしっかりタイムを稼がなければいけない存在です。上級生として、後輩に余裕を持たせてあげられるような走りが求められると思います」

 

――予選会の総合順位やチーム内順位の目標はありますか。

 「総合順位は走ってみないと分からない部分なので、絶対のものは決めていません。チーム内では確実に5、6番くらいで走るのが実力通りだと思うので、6位以上という結果を今のところは出したいです」

 

――最後に予選会に向けての意気込みをお願いします。

 「予選会はチームとしてはしっかり勝たなければいけない試合なので、ミスをせずにしっかり勝って、本戦に向けて弾みをつけられればいいなと思って頑張ります」

 

――ありがとうございました。

 

[出口千乃]

 

予選会まで、あと3日。