(33)関東大学1部リーグ戦 第12節 対流経大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「立ち上がりは自分たちももちろん気合が入っていましたが、それを上回る流経大の気合や気持ちの強さに飲み込まれて、2失点してしまいました。どうなるのかなと思いましたが、やるべきことを整理して、1点が入ってからは徐々に自分たちのサッカーができて逆転できたというのは、勝っていい反省ができますし、選手自身も気付きになるゲームだったと思います」
――後半から4―4―2のフォーメーションにした理由を教えてください。
「もう一回原点に戻り、ハイプレスをしっかりかけようとしたためです。プレスをかけて背後に走るべきところで前半は三原則の運動量、球際、切り替えのうち、特に運動量と球際のところが全然できていませんでした。そこを攻守において走るべきで、流経大の方が走りで上回っているから、シンプルだけど後半やってみて、そこから勝機を見出していけと伝えました」
――後期リーグ戦の具体的な目標を教えてください。
「年間20失点未満というのはすでに決めているので、前期は8失点で終わりましたが、今日2失点していますから、貯金があと10失点もありません。そういう意味ではグッと引き締めて、無失点を追求して有言実行しなければいけないなと思います」
阿部稜汰(政経3=日商学園)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「試合として結果的に勝って反省できるというのは最低限いいことだと思います。しかし、明治として開幕戦、後期は全勝でいこうと話していた中、早い時間に2失点してしまいました。逆転できたのですが、こういう試合展開にはチームとして誰一人納得してないと思うので、そこはすぐ修正しなければいけないと思います」
――出場は昨年度の全日本大学選手権以来でしたが、ピッチに入る時の心境はいかがでしたか。
「自分自身リーグ戦に出るのも初めてでした。今日のプレーを振り返ると、正直自分が納得できるようなプレーはできていないですし、これからスタメン争いに食い込んでいかないといけないので、また明日から頑張りたいです」
福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)
――開始早々の失点シーンを振り返っていかがでしたか。
「自分たちも予想してなかったですが、振り返ってみると自分たちに原因があったかなと思います。流経大の圧力というのはスカウティングをしていながらも対応が甘くなってしまい、自分たちのミスといいますかやってはいけないことをやってしまったなという感想です」
――主将が不在でキャプテンマークを着けている状況ですが、気持ちの面で変化はありますか。
「シーズン当初に4年生全員でミーティングをした時に、主将を自分か林(幸多郎・法4=サガン鳥栖U―18)かで少し協議していた部分がありました。最終的には自分が林に託して、ピッチ内では自分が仕切るくらいの気持ちでやるというのは林には伝えていたので、シーズン当初に決めた覚悟をもう一度思い出しています。まだまだ未熟で、こういうゲームをしてしまっているのは自分の責任だと思いますが、少しずつ明治のキャプテン像というのが分かってきたかなと思っています」
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