
(2)生田軟式野球部インタビュー② ~長島洸生内野手編~
廃部の危機から復活を遂げた。今年で創部60周年を迎える生田軟式野球部。しかしコロナ禍で活動が制限され、昨秋には部員が0に。この危機にOBOG会が立ち上がり、20人以上が入部、念願の春季リーグ戦出場を成し遂げた。今回は苦難を乗り越え部活動存続の一助となった選手たちにインタビューを行った。
※第2弾は長島洸生内野手(理工3=大和)です。このインタビューは6月25日に行われたものです。
――軟式野球は大学に入ってから始めましたか。
「そうですね。高校時代は硬式野球をやっていました」
――なぜ生田軟式野球部に入ろうと思いましたか。
「部活自体が昨年の12月までやっていなくて、私も入ったのが2年の12月でした。先輩もいない中でしたが、同じ高校出身の嶋根寛人主将(理工3=大和)に一緒にやろうと言われたので入りました」
――コロナ禍での活動で苦労したことはありましたか。
「先輩がいないので、最初は練習ができないほど人数が少なかったです。2年生もかなり来てくれていたのですが、人数が少ない中で練習をするのは大変でした」
――この期間、部員自身が考えて活動したことを教えてください。
「たくさん連絡を取ったりして、自分たちで練習するようにしていました」
――コロナも落ち着いてきましたが、変化はありましたか
「一番大きいのは1年生が何人も入ってきてくれたことです。人数も増えて試合の練習ができるようになったので、助かっています」
――下級生を見ていて思うことはありますか。
「活気があって練習もたくさんしてくれています。初心者も入ってくれたのですが、毎回来て頑張ってくれています。なので自分たちもしっかりやろうと気を引き締めて頑張っています」
――コーチはどのような方でしょうか。
「OBの方なので積極的に動いてくれます。始動した時もユニホームなどが間に合わなかったのですが、OBの方たちが送ってくれたのですごく感謝しています」
――春季リーグ戦ではスタメンで出場していましたが、どのような気持ちで臨みましたか。
「高校の時はあまりスタメンではなかったので、楽しいという気持ちが強かったです。とにかく自分が楽しめたら、と思っています」
――自分自身をどのような選手だと考えていますか。
「守備がそこまで動けるということでもないので、投手を助けるような粘り強い打撃を心掛けています」
――秋季リーグ戦へ向けて、ご自身の目標はありますか。
「試合に出られるかは分かりませんが、一つでも多く塁に出て好機をつくることができればと思います」
――チーム全体の目標を教えてください。
「(リーグが)1部と2部で分かれているのですがコロナ禍で混ざってしまい分かれていない状況です。なので1部に残ることが目標です」
――ありがとうございました。
[高橋佳菜]
関連記事 RELATED ENTRIES
-
(6)生田軟式野球部インタビュー⑥~若林虎太郎捕手編~
明大スポーツ新聞 2022.07.13廃部の危機から復活を遂げた。今年で創部60周年を迎える生田軟式野球部。しかしコロナ禍で活動が制限され、昨秋には部員が0に。この危機にOBOG会が立ち上がり、20人以上が入部、念願の春季リーグ戦出場を成し遂げた。今回は苦難を乗り越え部活動存続の一助となった選手たちにインタビューを行った。※最終弾となる第6弾は若林虎太郎捕手(理工1=上田)です。このインタビューは6月25日に行われたものです。 ――生田軟式野球部に入ったきっかけを教えてください。 「高校の時も軟式野球をやっていたので、大学でもやりたいと思っていました。その中で生田にできる所があったのがきっかけです」 ――部員が0からの復活ですが、チームはどのような雰囲気でしたか。 「部員が0だったのは知らなかったです。この部のことも自分でSNSを使って調べて、行ってみたら来た人を歓迎する感じでした」 ――ご自身が心掛けていることはありますか。 「あまり野球がうまくはないのですが、うまくなくても声を出したり、チームの士気を高めたりはできると思っています。練習のノックの時とかに積極的に声を出すようにしています」 ――ポジション争いはいかがですか。 「このチームに捕手は2、3人いると思うのですが、授業などが忙しくて全員そろうことがほとんどないので、あまり分からないです」 ――今後の目標をお願いします。 「捕手として試合に出ることです。試合で捕手が沈んでいったら、チームも沈んでいくと思うので、試合に出たらしっかり声を出してプレーしたいです。あとは、ベンチでも声だけは出すようにしたいと思います」 ――ありがとうございました。 [倉田泰]READ MORE -
(5)生田軟式野球部インタビュー⑤~林海斗内野手編~
明大スポーツ新聞 2022.07.12廃部の危機から復活を遂げた。今年で創部60周年を迎える生田軟式野球部。しかしコロナ禍で活動が制限され、昨秋には部員が0に。この危機にOBOG会が立ち上がり、20人以上が入部、念願の春季リーグ戦出場を成し遂げた。今回は苦難を乗り越え部活動存続の一助となった選手たちにインタビューを行った。※第5弾は林海斗内野手(理工2=柏)です。このインタビューは6月25日に行われたものです。 ――生田軟式野球部に入ったきっかけを教えてください。 「もともと野球がやりたいと思っていました。SNSでこの部活を見つけて、新歓ラインに入っていたのですが、初めは他をいろいろ回っていました。(一通り見終わって)昨年度12月あたりに新歓ラインの連絡を見て、行こうと思ったのがきっかけです」 ――ご自身の強みを教えてください。 「自分は守備が好きなので、守備に関しては自信をもってやっています。打撃では、大きい打球を飛ばすより鋭い打球を打って、後ろにつなぐことを心掛けています」 ――活動をしていく中で大変なことはありますか。 「課題などが忙しく、選手が9人集まらないことが当たり前の中で何をするかというのが大変なところです」 ――春季リーグ戦はいかがでしたか。 「自分は試合に出場させてもらって、チームとして初打点となる適時打を打ちました。大学が始まってからリーグ戦があるので、授業と被ってしまうことなどが大変でした。他の大学も棄権が多くて試合数は少なかったです」 ――今後の目標をお願いします。 「勝つというよりは楽しむことを大事にしていきたいです。もちろん勝ちたいですが、他の大学は強いところが多いので、練習もしっかり集まってできない分、どうしてもチーム力などで差が出てしまいます。その中では、勝つことばかりにとらわれず、楽しむことが大事なのかなと考えています」 ――ありがとうございました。 [倉田泰]READ MORE -
(4)生田軟式野球部インタビュー④ ~成澤尚大内野手編~
明大スポーツ新聞 2022.07.10廃部の危機から復活を遂げた。今年で創部60周年を迎える生田軟式野球部。しかしコロナ禍で活動が制限され、昨秋には部員が0に。この危機にOBOG会が立ち上がり、20人以上が入部、念願の春季リーグ戦出場を成し遂げた。今回は苦難を乗り越え部活動存続の一助となった選手たちにインタビューを行った。※第4弾は成澤尚大内野手(理工2=青陵)です。このインタビューは6月25日に行われたものです。 ――野球部に入ろうとしたきっかけはありますか。 「高校の2個上の先輩が生軟(生田軟式野球部)に所属していたのでその先輩に付いてきたという感じですね」 ――ご自身はどのような選手だと思いますか。 「今キャプテンをやっているのですが、中高ではキャプテンの代わりに人をまとめていたので、チームをまとめることができる選手だと思っています」 ――キャプテンとして意識していることはありますか。 「みんな自分からは動いてくれないので(笑)。やってほしいことはできるだけ口に出すように意識しています」 ――コロナによって活動にどのような影響がありましたか。 「コロナの影響で2年間活動ができなかったので、部活自体がないような状況でした。練習試合がなくなったり、リーグにも参加していなかったことで、他大学との交流がなくなったことが厳しかったです」 ――活動が思うようにできないなかで目標はありましたか。 「自分たちは体育会ではなく体同連なので、楽しく野球をやるということを第一にしていました」 ――対外試合が始まって部員の意識や行動の変化はありましたか。 「一つの大会を終えたことで、他大学との差が目に見える形になりました。その中で自分たちも変わっていかなければいけないという意識が出てきました」 ――今後のチームの目標を教えてください。 「リーグ内で強豪校である東海大や桐蔭横浜大に一つでも勝利して一矢報いたいです」 ――個人の目標はありますか。 「少しでもチームに貢献できる選手なりたいです」 ――ありがとうございました。 [島田五貴]READ MORE