
(38)ゴールデンゲームズinのべおか事後インタビュー②/漆畑瑠人、児玉真輝
3年ぶりに開催されたゴールデンゲームズinのべおか。今月に迫る関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けそれぞれが課題と収穫を得る大会となった。今回は漆畑瑠人(文4=鹿児島城西)、児玉真輝(文3=鎌倉学園)のインタビューをお届けする。
漆畑
C組15着 14分07秒08
――レースを振り返っていかがですか。
「序盤はリラックスしてレースに臨めたのですが、中盤3000メートル以降自分の課題である粘りというのが出て、そこで粘り切れなかったのがまた課題として見つかった、まだ克服できていないなという感じはしました」
――ご自身としてはどれくらいの目標で走られましたか。
「今日は自己ベストの13分40秒を切れれば良かったなという感じだったんですけど、そこで先頭が13分36でいったのでそこに付いていけば出たなという感じなので悔しい気持ちがあります」
――今日のレースで見つかった課題は具体的にはいかがですか。
「序盤はリラックスしていけたのできつくなったときに気持ちの面で弱みが出てしまいました。そこの気持ちの問題というのがありますし、そこに付いていく粘りというのがまだ足りないと思います」
――逆に収穫というのはありましたか。
「収穫といえばラストで競り勝ったというか、後ろから来た選手に抜かれずにラスト上がったというのはあるんですけど、そこに至るまでの粘りというのが足りないなと思います」
――山本佑樹駅伝監督からは具体的にはどのようなことを言われましたか。
「やはりさっきも言った3000メートル過ぎの粘りというところを気持ちの面で改善していかないと、この先自分の殻を破るというのはできないのかなと思います。ここで粘りを意識していきたいと思います」
――関東インカレまでの期間はどのように過ごしていきたいですか。
「残り2週間程度ですが、ここからの1週間少しの練習で土台をつくるのでそこをきちんとして、あと1週間調整をして試合に臨みたい、本番に臨みたいなと思います」
――ありがとうございました。
(C組に出走した漆畑)
児玉
C組10着 13分47秒10(自己新)
――レースを振り返っていかがですか。
「まずタイムを狙っていましたし、日本選手権の標準も狙っていました。ただタイムは運的な要素もあるので、どちらかというと順位というのを大切にしたかったんですけど、やはりあまり集団の前の方で勝負するレースをすることができなくて、後ろの方の集団でレースをすることになってしまったのでそこがもったいなかったかなと思います」
――兵庫リレーカーニバルの時に調子が上がってきていると話されていましたが、今日の調子自体はどのような感じで臨みましたか。
「今回もかなり良くて、前回のアシックスチャレンジ(兵庫リレーカーニバル)よりも絶対に(調子が)良かったです。多分次は関東インカレでまた、もう1段階上げられるんじゃないかなと思います」
――昨年度は関東インカレに出られずトラックシーズンでの活躍の場がなかったと思います。その分今年度は調子を上げていきたいイメージですか。
「やはり本当に今年度の大きな目標として箱根駅伝でしっかり結果を出すという目標があります。やはりそこで、箱根で結果を出すためにはしっかりトラックシーズンでしっかりスピード的な余裕度を固めたいと思っているのでトラックシーズンは箱根駅伝に向けてという意味では頑張りたいなと思っています」
――今日のレースは実業団選手や明大のOB選手も多く出られていましたが実際に走っていていかがでしたか。
「最近のレースは結構記録会とかでも内輪でやることが多くて、そういった意味でレース運びとかレースの動きが激しくてそれに対応し切れなかったかなという部分は少しありました」
――上級生になり今の3年生から上がってくる選手が多いと思いますが、児玉選手から見て調子が良さそうな3年生はいますか。
「今一番流れに乗っているのは橋本基紀(商3=専大松戸)です。自己ベストも更新しましたし。このいい調子をそのまま継続していって箱根駅伝のメンバー争いに絡んでくれたらすごいんじゃないかなと思います」
――ありがとうございました。
[大橋直樹、出口千乃]
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