(6)関東大学1部リーグ戦 第2節対順大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――前節の東国大戦で一つ勝てればとおっしゃっていましたが、いかがですか。
「中2日だったので、特に修正したという点はなく、チームメンタルなど、もう一度明治としての軸を持ち、そこから逆算するということがすごく大事になってくるなと思っていました。そこを整理して無失点で終えられたのは収穫だったと思います」
――前節の東国大戦では攻撃のクオリティを課題に挙げていましたがそこに関してはいかがでしたか。
「まだまだ流れの中から点が取れてないので、そこは課題としてこれから追求していかなければならないと思います。ですが1一0で勝てて、あれだけみんな集中して、守備の強度、あとはポジショニングの緊張した状態で90分できたのは良かった点だと思います」
――得点を決めたMF井上樹(法3=ヴァンフォーレ甲府)に関してはいかがですか。
「世代別でもずっと経験のある選手です。元々CBの選手ですが、明治ではアンカーに挑戦しており、人間的にも素晴らしい選手です。そういう意味ではその積み重ねが結果につながっている、必然かなと思います」
――今年度は4―3―3を主軸に戦うスタイルだと思いますがいかがですか。
「今は挑戦をしている段階で、選手に頭を使わせたり、インテンシティ高めてハードワークさせることは意識的に行っています。あと、明治のハードワークをするというベースと今年度在籍している選手の特徴をどう組み合わせるかというところを考えているので、4―3―3がはまるかなと思っています」
DF福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌Uー18)
――試合を振り返っていかがですか。
「前節0―4という形で敗れてしまったことで、チームとしてこの一戦は、今シーズンを左右する試合だと思っていました。なので勝つことができて、ほっとしています」
――プレーにも気合いが入っていましたがいかがですか。
「やはりそれだけ自分たちは勝利が欲しかったのでこの試合を負けたら後がないということをミーティングでも話していました。あれだけの気迫を選手が持っており、スタッフも含めてチーム全体でベクトルがそろっていたことが勝利につながったのかなと思います」
――オーバーラップやクロスでチャンスに絡んでましたがいかがですか。
「本音を言えば自分がアシストするというのが一番の目標です。しかし、そこにつながらなかったとしてもオーバーラップの回数や1列前の藤森(颯太・政経1=青森山田)と一緒にサイドを攻略するということが求められていることだと思うので満足せず、次に向けてやっていきたいと思います」
――副将としての声掛けが印象的でしたがいかがですか。
「前節で負けて、このままでは危ないという雰囲気がありました。主将の林(幸多郎・法4=サガン鳥栖U―18)はいますが、自分が副将としてチームを引っ張って勝ちに持っていきたいと思っていたので勝つことができて良かったです」
井上
――得点シーンを振り返っていかがですか。
「セットプレーで取るというのが攻撃面では自分にできることかなと感じていたので、常に狙っていました。いいボールが入ってきたので自分は合わせるだけでした。チーム全員で取ったゴールだと思います」
――4―3―3のアンカーとしてのプレーはいかがですか。
「自分はもともとCBで、1ヶ月ほど前に本格的にアンカーというポジションに就きました。自分の特徴は守備だと思うので、そこでは絶対に負けず、球際や相手のFWをつぶすということを常に意識しています。また、自分が主体になって周りを動かすということも常に意識しています」
――今日の試合はチーム全体として球際を強くいけていたと思いますがいかがですか。
「あれが毎試合続けていかなければならないベースであり、明治の強みでもあると思います。最後の笛が鳴るまで継続することが大事だと思います」
――中盤のスタメン争いは厳しいですがいかがですか。
「競争力高い明治の中では一瞬たりとも気が抜けないです。これからもスタメンで出場し、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」
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