(103) 全国大学選手権・早大戦 試合後コメント①
3年ぶり14度目の大学日本一を目指し、全国大学選手権(以下、選手権)の準々決勝に臨んだ。今回は早大戦後のインタビューをお送りします。(この取材は試合後に電話で行いました)。
スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)
――試合全体を振り返っていかがですか。
「最後までどちらが勝つか分からない試合でしたが、反省するべき課題も多いです。ですが選手権では勝ったチームが強いので、勝てて良かったです。改善して成長できることは多いので、勝った後ですが切り替えて次の準決勝に向けて準備したいと思います」
――ディフェンスの出来はいかがでしたか。
「この前の明早戦で一人一人にゲインラインを切られましたが、そこは以前よりは改善されていました。ですがラインブレークされることや、ラインオフサイドも天理大戦に引き続き多かったのでそこも修正したいです」
スタンドオフ伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)
――試合のゲームメークはいかがでしたか。
「前回はあまりキックを使わずにアタックしていましたが、今回は裏のスペースを見て空いているときにはしっかり蹴り込めていたので良かったと思います」
――意気込みをお願いします。
「初めての国立なので緊張してしまうと思いますが、自分の持ち味を全部出していけたらいいなと思います。10番として焦ることなくチームをいい方向に持っていきたいです」
左ウイング石田吉平(文3=常翔学園)
――チームとしてはどのような雰囲気で試合を迎えましたか。
「(今年度は)過去3回早稲田と対戦して全部負けていたので、これ以上負けられないという気持ちで試合に挑むことができました」
――個人としての出来はいかがでしたか。
「僕個人としては0点でした。いいところがあまりなかったです。チームが勝ってくれたので良かったですが、個人的には反省点のある最悪の試合でした」
左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)
――ハーフタイム中は何を話しましたか。
「これまでやってきたことは間違っていないし、アタックも通用していると話しました。ディフェンスは少し受けている部分があったのでもっと前に出ようとも話しました。後半は風上なので敵陣でラグビーをやろうと話しました」
――早大に勝ったときの心境はいかがでしたか。
「今年勝ったことのない早稲田に対してやっと勝てたという気持ちもありましたが、僕のキックのせいで負けるのではないかと本当に焦っていました。試合が終わった時にはFWへの感謝や安心したという気持ちでした。まだ4年生とラグビーをできるうれしさと同時に次東海大に勝たなければならないと思いました」
右センター江藤良(文4=報徳学園)
――試合を振り返っていかがですか。
「前半いいアタックができていたのですが、終盤のディフェンスで気の緩みからやられてしまったところがあったので、そこは修正していこうということで前半を終えました。後半はFWがセットプレーで前に出てくれて、いい形で敵陣深くに入っていけたのはFWのおかげだと思います」
――意気込みをお願いします。
「まずは早稲田に今日勝つことができて、みんなで年を越せることに感謝したいです。あと2試合しかないので、自分たちの全力を出し尽くしていい結果で終わりたいと思います」
右ウイング松本純弥(政経4=佐賀工)
――記憶に残っているプレーを教えてください。
「最初のトライが印象的です。僕はあまりそこに関わっていないですが、今まで敵陣に入ってもトライを取り切れないところがあったので、最初にトライを取り切れたことは今回の勝利への大きなきっかけだったのかなと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「強豪なので、試合を通してレベルアップできるようにしたいです。勝ちにこだわってやっていきたいです」
フルバック雲山弘貴(政経4=報徳学園)
――自身のプレーで印象に残っているプレーを教えてください。
「ゴール5メートル前まで飛んだキックです。あそこで蹴り出したらFWがトライを取ってくれると信じていたので、あれが良かったと思います」
――今シーズン秩父宮での初勝利になりました。
「個人的にも学生最後の秩父宮だったので、最後に勝って良かったです。相手も早稲田だったのでなおさら良かったです」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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