(34)関東大学1部リーグ戦 第13節拓大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――試合を振り返っていかがですか。
「厳しいゲームでしたが、まずは勝点3が取れて、合計25に乗ったので良かったなと思います」
――前半はセカンドボールを回収できている中でも無得点に終わりましたがいかがでしたか。
「やはりロングボールを多用するというよりも、足元でボールを回しながら対角線のパスを出したり、幅と深さを取りながら抜けてくところを強みにしているので、ハーフタイムでは点が取りきれていないという事実に対して、大雑把に蹴ってディフェンスラインに跳ね返されて相手に押し戻されているシーンが増えていたので、それをもう一度修正しようって話をしました」
――MF木村卓斗(政経3=横浜F・マリノスユース)のつぶすところや、ボールさばくところもかなり成長していると思いますがいかがですか。
「木村は本当にセカンドボールを回収するという点が彼の強みで効いていると思いますし、MF田中克幸(文2=帝京長岡)も成長すごくしてくれているので、攻守にものすごく効いていると思います。木村と田中のところはボール失わないので」
石井優輝主将(政経4=昌平)
――今日の試合振り返っていかがですか。
「後期に入ってまだ勝てていなくて、うまくいっていない時期続いていた中で、一つ成功体験をしようということで挑みました。結果的に1―0で勝てたというのはいいことだと思いますが、やはり課題の決定力はまだまだだと思いますし、ディフェンスも決して完璧ではないと思います。ピンチも多くて失点してもおかしくないゲームだったので、もっと攻守ともに磨いていかなければいけないと思います」
――個人としてはリベロとして集中力を切らさずに対応できていたと思いますがいかがですか。
「個人的に公式戦での先発出場は久しぶりだったので、緊張感を持って試合に入れたと思います。そこで自分の役割というのはもちろんカバーなどもそうですが、チームのリーダーとして誰よりも戦うというのを自分の中で決め事として試合に入りました。しかし、先ほども言った通りまだ守備にスキがあるので、そこはもっと自分がマネジメントしていかなければいけないと思います」
――攻撃面では長短のパスで攻撃のリズムを作れていたと思いますが振り返っていかがですか。
「そこは自分の武器でもあります。CBとして身長がない分、そういった攻撃面でカバーしていこうと思っているので、今日の試合ではうまく自分の特徴を出せたのかなと思います」
――中2日で迎える次節への意気込みをお願いします。
「あまり中2日ということに悲観的になりすぎずに、総理大臣杯は中1日ということもあったので、中2日ということを言い訳にしたくはないです。しっかりとコンディション整えて、今日以上のパフォーマンス見せて、3連覇のために連勝するしかないので、内容より結果を追い求めてプレーしたいと思います」
MF杉浦文哉(文4=名古屋グランパスU―18)
――前半はベンチから見ていたと思いますがいかがでしたか。
「前半は立ち上がりからテンポが良く、自分たちがボールを持って押し込んでゴール前に入っていければ一方的な展開になるなとは思いましたが、やはり最後のところで決め切れないと徐々に相手のペースになってしまうと思います。チャンスを決められないと相手にもチャンスが訪れてしまうので、そういったところで試合の流れを持ってこないと、上を目指すのは厳しいかなと思います」
――ゴールシーンを振り返っていかがですか。
「右サイドから上がってくるなとは感じていて、いつも栗田監督から言われているゴール前での課題は自分でも感じていたので、入って行って、FW藤原悠汰(政経4=広島皆実)がいい形で落としてくれたので思い切って振り切ったという感じです」
――決定力は今のチームの課題だと思いますがいかがですか。
「龍之介(太田・政経2=ファジアーノ岡山U―18)や藤原など、FWが点を取るのはもちろんですが、彼らが決めても決めなくても、10番として自分が決めると言うのは、明大の10番としての最低限の仕事だと思っています。まだここまでリーグ戦で自分が決めて勝つという試合がなかったので、後期はそこだけを意識して、自分が試合を決めてやるという気持ちで戦っているので、そういった意味ではいいきっかけになったかなと思います」
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