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(7)第62回明治・立教定期戦 試合後コメント

サッカー 2021.07.05

栗田大輔監督

――試合を振り返っていかがですか。

 「伝統ある明立定期戦を、昨年度はできなかったので2年ぶりに開催できたっていうのは非常にありがたいことだなと思います」

 

――前半も後半も早い段階での失点となりましたがいかがですか。

 「我々が1部で向こうは2部ということもあって、すごく立教大学さんも気持ちが入っていて、こういった公式戦の場で強い気持ちで来てくれました。それは当然こっちも分かっていたし、明治の学生もものすごい気持ちで入っていったのですが、やっぱり1部と2部というランクの違う中で心理的に受けて立ってしまったり、スキが生まれたりすると、入りのところでセカンドボールを拾われてしまったり、反応がちょっと遅れてしまったりといったことに影響してしまったのかなと思います。でもよく前半のうちに途中で気付いて自分達のリズムを取り戻して、またハーフタイムはそれを反省して入ったのですが、ちょっとしたところのミスが続くと失点につながってしまうので、そういったところはトーナメントを考えると危ないなと思いますね」

 

――途中出場していた選手についてはどうご覧になりましたか。

 「今回に限って言えば、初めてトップチームでデビューしたような選手が阿部とかもいるんですけど、前日もゲームをやっていて、よかった選手を純粋に使っています。彼らにとっては一つ一つが全てチャンスになっているので、競争の激しい状態の中で、常に良ければ使われるし、悪ければ駄目という基準がはっきりしてやっていくのはいいことだと思います」

 

――リーグ戦を終えてチームの状態はいかがですか。

 「全然悪くないですよ。どんどん良くなっていて、今非常に良いと思います」

 

――「アミノバイタル®」カップ(以下、アミノ)に向けて意気込みをお願いします。

 「とにかく総理大臣杯に出場しないと何も生まれないので。アミノバイタルは総理大臣杯に出場するための大会だから、まずはそこを目標に頑張っていきたいと思います」

 

 

FW佐藤恵允(文2=実践学園)

――ご自身のゴールシーンを振り返っていかがですか。

 「サイド突破ができていて、中に木村さんが待っていたのでそこに当てて、バイタルエリアが空いていたのでそこをうまく使ってフリーでシュートを決めることができたので、自分としてはいい形で決めることができて良かったです」

 

――佐藤選手が攻撃の起点となることが多いが意識していることはありますか。

 「自分のサイドの1対1では絶対に抜き切り、そこからチャンスを作って明治を勝たせるというのを毎試合思っているので、そこは最低限今日はできたと思うのでこれからも継続してやっていきたいと思います」

 

――追加点が取れなかったことはいかがですか。

 「後半、右サイドに入って抜き切るといったシーンがあまりなくて、左サイドの時と違って右サイドではクロスや中までえぐるシーンがあまりなかった。そこは後半に入っても継続できないといけないと思いますし、クロスの質やラストパスの質がまだまだ低いと思ったので課題として向き合っていければいいと思います」

 

――右サイド(逆サイド)というやりにくさはありますか。

 「左の方がやりやすさはありますけど、右サイドだとカットインをあまりせずにそのまま突破してシュートという方法もあるので、右サイドでも右サイドなりの自分の良さが出せるかなと思うのでどちらのサイドでも得点に絡めるように頑張ります」

 

――アミノへの課題を教えてください。

 「最後の質のところでクロスやシュートなど、チームの課題が決定力となっていて、そこは自分の課題でもあるので決定力というのと、自分は守備があまり得意ではないのでサイドバックの人と連携をとって、相手がどんな形でサイドを突破してくるのかを考えながらコミュニケーションをとって守備をやれたらなと思います」

 

 

D F岡庭愁人(FC東京U―18)

――試合を振り返っていかがですか。

 「定期戦を久しぶりにやって両チームとも気合が入っていて、その中でいいゲーム運びという感じでは無かったですけど、結果的に勝利で終われたのは次に繋げられるかなと思います」

 

――FC東京で強化指定選手としてJ1デビューしてみていかがでしたか。

 「ルヴァン杯とJリーグどちらもデビューさせてもらったんですけど、本当に自分の大好きなクラブでデビューできたことはすごくうれしい気持ちもあります。その反面レギュラーをつかみ取れなかったというのは自分の中ではすごく悔しいので、今は明治にいるので、明治でやることを積み上げて、またチャンスがあれば東京の方に行ってインパクトのある結果を残せるように頑張りたいです」

 

――岡庭選手が不在の間出場されていた鷲見星河(政経1=名古屋グランパスU―18)選手の印象はいかがですか。

 「ボール持てて対人も強くて、1年ですけどかなり慣れて試合も出ているのですごい刺激になっていました。最初の方は勝ち切れなかったり負ける試合があって、自分も見てたので悔しい思いもあったんですけど、最終戦で早稲田に快勝できたので、鷲見だけではなくて、他の内田陽介(政経1=青森山田)だったり福田(心之助・文3=北海道コンサドーレ札幌U―18)だったりいろんな人が自分のライバルなので、ここに戻ってきてそのライバルたちと競争してもっと自分も成長していきたいと考えています」

 

――アミノに向けて課題と目標をお願いします。

 「今の課題は失点をしてしまうというところなので、前期リーグでももう14失点していますし、そういうところは自分もDFなので練習から厳しく詰めていきたいなと考えてます。アミノバイタルカップはまずは全国への切符をつかみ取るというとこで、3試合絶対に勝つというところが目標なので、まずは一戦一戦をしっかり戦って、どんな試合になろうとも、最後PKであろうとも勝ってそこを決めるっていうのが自分たちの目標としていますし、タイトルを取るという意味でもアミノは優勝を狙っているので、上を見ずに一戦一戦やっていきたいなと思います」


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