特集記事
SPECIAL

(87) 全国大学選手権 準決勝・天理大戦 試合後インタビュー②

ラグビー 2021.01.03

スクラムハーフ飯沼蓮(営3=日川)

――ノーサイドの瞬間はどのようなお気持ちでしたか。

 「本当に実感がなくて、終わっちゃうのだなと思いました。それでも切り換えないといけないと思い、帰りのバスではスマホのメモに足りなかったことを書きこみました。やっぱり今日が大切なので。今から新しい4年生で集まって話をします。次に向かって進む、今はそこにフォーカスしています」

 

――改めて4年生の存在はいかがでしたか。

 「みなさん人間性の部分で尊敬できる部分があります。本当に4年生の背中についてきたので、悔しいというか、寂しい気持ちでいっぱいです」

 

スタンドオフ森勇登(政経4=東福岡)

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「特にディフェンスでは、外国人選手がいるのでツーインタックル、ダブルタックルの部分で目標を立ててやっていました。しかし、その部分で差し込まれる部分が多く、我慢できずペナルティーになってしまい、相手に優位なゲーム運びをさせてしまいました。そこが敗因だったと思います」

 

――この経験をどう受け止めますか。

 「監督からも言われたのですが、この負けをどう生かすかということが大事だと思います。悔しい気持ちもありますが、負けを負けで終わらせるのではなくて、切り替えて次のステージでも頑張りたいです。『敗者になるな』と言われました」

 

右ウイング石川貴大(政経4=報徳学園)

――入りから流れが掴めなかった印象ですがいかがですか。

 「そうですね。自分たちのミスからのペナルティが多くて、ペースがつかめませんでした。どんどん差し込まれて、得点を重ねられるのを許してしまいました。悔しいという一言に尽きます」

 

――この舞台で2トライを取れたことはいかがですか。

 「この大舞台で2トライを取れたということはすごく大きな経験になりました。今後も頑張っていく中でつながる経験になったと思います」

 

フルバック雲山弘貴(政経3=報徳学園)

――来年に向けての意気込みをお願いします。

 「最終学年なので引っ張らないといけない立場です。BK陣を引っ張りたいです。あまり喋るのは得意ではないですが、やっていかないといけないことだと感じています。4年生のために来年は優勝したいです」

 

齊藤大朗(商4=桐蔭学園)

――後半どのようなプレーをしたいと思っていましたか。

 「負けていたので、まずは自分の思い切ったプレーを出したいと思っていました。ただ、出し切ることはできなかったです。やはり悔しいです」

 

――後輩たちへ一言お願いします。

 「個人的には何も残せた感じはしないですけど、一人一人積み上げてきたものがあると思います。この悔しさが原動力になると思うので、絶対忘れずに来年以降優勝してほしいと思います」


関連記事 RELATED ENTRIES