(86) 全国大学選手権 準決勝・天理大戦 試合後インタビュー①
ナンバーエイト箸本龍雅主将(商4=東福岡)
――明治での4年間はいかがでしたか。
「自分を成長させてくれた場所でもあるし、同期に恵まれ、この同期で4年間やれたことが一番嬉しいです。明治としてラグビーをやらせてもらえて、人間的に成長させてもらったので感謝の気持ちでいっぱいです」
――ファンの方へのメッセージをお願いします。
「大学界の中でも明治のファンの方の応援が一番大きかったと思いますし、自分たちの力になったと思います。4年間いろいろな人に支えられてここまで頑張ってこられたので、ファンの皆様には感謝しています。個人的には、またこれからどんどん成長して、活躍している姿を見せられるように努力していきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします。4年間応援ありがとうございました」
左ロック片倉康瑛(法4=明大中野)
――最後のスクラムのシーンを振り返っていかがですが。
「鼓舞しようと思っていたのですが、気づいたら龍雅から『泣くな』と言われていました。その時79分50秒ぐらいで、ここで綺麗にスクラムを組んでタッチで出されて試合終了だけは絶対に嫌でした。なので、本気でターンオーバーしてやろうと思っていたら、勝手に涙が出てきました。このままじゃ終われないなというのがありました」
――チームに残したい言葉を教えてください。
「本当に今年1年間セットプレーをこだわって積み上げてきました。最後は負けてしまいましたけど、良いラインアウト良いスクラムが今年は組めていたと思います。今まで積み上げてきたFWをこれ以上に進化させて、上を目指していってほしいです。特にラインアウトは。そして、天理戦で見えたラインアウトの課題もあると思います。そういうところを一つ一つ鍛え上げていって、日本一のセットプレーで日本一のチームを後輩たちには作り上げていってほしいです」
右ロック髙橋広大(情コミ4=桐蔭学園)
――最後はスクラムを選択しました。
「ゴール前でしたし、今まで練習してきたスクラムです。ずっとやってきた明治のスタイルを崩さずにFWで勝負しようと、全員一致でスクラムを組もうという話になりました」
――今の心境を教えてください。
「ラグビーの面でも人間としても自分が今まで一番成長できた4年間だったと思います。特に同期のみんなには本当に感謝しています。正直この1年間もめちゃくちゃ練習したと思っていたのですが、結局最後負けてしまいました。慢心とかは特になかったのですが、慢心せずとにかく死ぬ気で最後まで後輩たちにはやり切って頑張ってほしいです」
右フランカー繁松哲大(政経4=札幌山の手)
――セットプレーについてはいかがでしたか。
「スクラムは準備していましたが、天理さんの方がシンプルにヒットとチェイスが強かったのでやられてしまいました。ラインアウトは研究をしっかりして何本か取れましたが、もう少し突き詰められたかなと思います」
――4年間を振り返っていかがですか。
「4年間本当に努力をして全力でやってきました。それでも最後優勝に届かなかったのは、まだ甘さがあったのではと思います。でも、楽しい4年間でした。後輩たちには、今日の負けを糧にして、いろいろ学んで、そして来年再来年は勝ってほしいです」
山本龍亮(情コミ4=桐蔭学園)
――スクラムの前に円陣を組んでいたシーンでの心境を教えてください。
「FWコーチの滝澤さんという方が就任してきたのが、ちょうど自分たちが1年生の時でした。なので、自分たちが1年生から作ってきたスクラムで勝とうという思いでした」
――ホーンが鳴った瞬間の気持ちを教えてください。
「出られなかった4年生の分まで本当に勝ちたかったので、悔しかったです。それと、終わっちゃったのだと思い、悲しかったです」
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