(40)新風~2020のルーキーたち~ 松本光貴「まずは紫紺を着る。そして大学日本一へ」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。創部100周年を3年後に控える明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第20回は松本光貴(商1=明大中野八王子)のインタビューをお送りします。
――明大に進学した理由を教えてください。
「付属校にいるときから紫紺を着ることに憧れがありました。明大ラグビー部でプレーをしたい気持ちがありましたし、田中澄憲監督に『明大へ来てほしいと』と声をかけていただきました」
――ご自身の強みはどこですか。
「身長が高いので、オフロードパスやラインアウトの空中戦です。もともと合気道をやっていたので、自分の身体の動かし方や使い方を理解できているのは強みだと思いますし、ボールキャリーなどにもつながっています」
――U-20日本代表はどんな場所でしたか。
「去年の夏にU-20トロフィーに出場させてもらいましたが、未経験の世界でわからないことや迷いばかりでした。高いレベルの練習や試合を体験できたことはすごく良い経験となっています」
――入部してから心境の変化はありましたか。
「3月からの1か月間をみんなと寮で過ごして、自分が目指すべきところや足りていないところが少しずつわかってきました。そこで気づけた部分は、今行っている個人練習にいかせていると思います」
―ー現在トレーニングはどのように取り組んでいますか。
「重いものを持つトレーニングなどはできないのですが、体力を落とさないように自重トレーニングなど今できること、やれるトレーニングに励んでいます」
――4年間でやり遂げたいこと何ですか。
「ますは紫紺を着ることです。そして大学日本一も絶対に成し遂げたいです」
[中村奈々]
◆松本 光貴(まつもと・こうき)商1、明大中野八王子高、189センチ・97キロ
中学生から始めたラグビー。「面白いなと思って始めたら、どんどん好きになっていった」と楽しそうに話してくれた
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