(13)ポジション徹底分析 バックスリー編②

ラグビー
2020.05.17

こちらは続編です


<フルバック>

昨季は雲山弘貴(政経3=報徳学園)が定着。雲山の牙城に4年生コンビがどう立ち向かうか。

(引用:明治大学ラグビー部公式サイト 5月17日現在)

◆小島昂(法4=明大中野)

昨季はフルバックだけでなく、ウイングとしても出場した。春季大会では、青学大戦、筑波大戦に出場し、4トライを挙げた。

◆猿田湧(営4=秋田工)

高校日本代表、Uー20(20歳以下)日本代表など世代別代表を多く経験してきた猿田。しかし、昨季の公式戦出場は春季大会・法大戦のみにとどまった。最終学年となった今季は持ち前のポテンシャルを生かし、雲山とのポジション争いに割って入れるか。

◆雲山

昨季はスタンドオフに転向した山沢京平(政経4=深谷)の穴を見事埋め、フルバックに定着。対抗戦では全7試合に出場。5試合でフル出場し、チームトップタイの9トライを挙げた。今季はチームの核として昨季以上にリーダーシップが試される。


≪総評≫

 ウイングは、スピードに加え、フィジカルを武器とする石川、ステップやランスキルで勝負する髙比良や松本、石田など多様なタイプの選手がそろう。ルーキーでは、高校日本代表候補の西川賢哉(政経1=桐蔭学園)が注目だ。今季はどのようなコンビが両翼を担うのか。自らの特徴を生かしたアピール合戦が続く。

 フルバックは、定着している雲山に小島、猿田の最上級生コンビがどこまで迫れるかが注目される。

 今季のチームの最後尾の陣形はいかに。新たなスターが生まれる日はもうすぐだ。


[上松凜助]


以上で、計5回に渡りお送りした『ポジション徹底分析』は終了します。次回は、20日(水)本企画の総集編として『明スポ独自分析‼予想スタメン2020』をお送りします。