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(57)箱根直前特集⑯ 長倉奨美インタビュー

競走 2019.12.28

 箱根まで残りわずか。夏以降、箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会と奮闘が光った下級生。エース・阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)ら4年生も、最後の舞台に向けてこのままではいられない。チーム一丸となり、5年ぶりシード権をつかみ取る。

 今特集では、箱根に向けた座談会の模様や14日に行われた合同取材での選手コメントなどなど全24回にわたりお届けします!

 

 第16回は長倉奨美(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は12月14日に行われたものです)

 

――今日の練習は走られていなかったようですが、故障でしょうか。

 「ちょっと足が気になる部分があったので、ポイント練習をなくして水曜日から合流していこうと佑樹さん(山本佑樹駅伝監督)ともお話しして決めました。今の時期はケガの悪化だけは怖いので、少し慎重にいこうという判断でした」

 

――そこまで感覚としては重症ではないのでしょうか。

 「夏にも同じ場所を少し痛めていたので、自分でも対処法というのもわかっています。正直なところ焦る気持ちも少しはありますが、割り切って気持ちを落ち着かせるようにしています」

 

――今年1年を振り返っていかがですか。

 「前半シーズンはほとんどレースに出ることができなくて。その中でも夏合宿でしっかり自分自身が目標を持って取り組むことができたと思っています。一段一段ではありますけれど、小さな目標をクリアして箱根という大きな目標をクリアできるようにやってきました」

 

――夏の目標意識はどのようなものでしたか。

 「自分の中で箱根予選会に出たいという気持ちが強くありました。最初はBチームでAチームに上がったのも最後の夏合宿になってしまったんですけど。箱根予選会自体は本当にふがいない走りになってしまったんですけど、そこであの舞台を経験したということは大きかったと思います」

 

―11月の記録会では、1万メートル29分台をマークしました。

 「自分自身が思っていた以上に走ることができて、もちろん自信にもなりました。それでもまだ主力の選手たちには全然追い付けていないので、まだまだ上を見据えて頑張りたいです」

 

――直属の後輩、手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)選手の存在はいかがでしょうか。

 「普段から非常に仲が良く、陸上の話についても本音で話し合える仲だと思っています。手嶋の存在というのは自分にとってとても大きいですね」

 

――3年生が最多6人エントリーとなりました。

 「同じ学年から多く選ばれているということは、今後にもつながると思います。エントリー外の他の選手も、今回はケガの影響で樋口大介(法3=伊賀白鳳)とかは走れなかったですがたくさんいるので、学年全体でチームを盛り上げていきたいという気持ちは強いです」

 

――箱根で走りたい区間はどこですか。

 「自分の希望区間としては10区です。10区は全員がつないできた襷を大手町に運ぶということで、責任感が問われる区間だと思っています。責任感やプレッシャーの中で自分は走りたくて、そこでこれからの競技人生につながるいい経験ができるのではないかと思っています。あとはシンプルに笑顔でゴールして、チームの目標を達成したいです」

 

――長倉選手にとって箱根はどんなものですか。

 「小学校の頃から箱根はテレビで観ていて、憧れの場所ですね。これまで小中高大とさまざまな方のご支援があってここまで来れたので、感謝の気持ちを箱根で表現できればいいなと思っています」

 

――走る上で、ご自身の強みは何ですか。

 「気持ちだと思います。気持ちはブレずにやれること、まっすぐ目標に向かってやっていけるのが自分の強みです」

 

――箱根に向けて意気込みをお願いします。

 「自分自身しっかりとコンディションを上げていって、残り箱根までの期間隙のないように練習や生活をやっていき、箱根で最高のパフォーマンスができるように準備していきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[仁科せい]

 

箱根駅伝まで、あと5日。


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