(56)箱根直前特集⑮ 坂井大我インタビュー

2019.12.27

 箱根まで残りわずか。夏以降、箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会と奮闘が光った下級生。エース・阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)ら4年生も、最後の舞台に向けてこのままではいられない。チーム一丸となり、5年ぶりシード権をつかみ取る。

 今特集では、箱根に向けた座談会の模様や14日に行われた合同取材での選手コメントなどなど全24回にわたりお届けします!

 

 第15回は坂井大我(商3=札幌日大)のインタビューです。(この取材は12月14日に行われたものです)

 

――現在の調子はいかがですか。

「調子はいいです。箱根が近づいてきて気持ちも高ぶってきています。走れるか走れないかはギリギリまで分からないので、これからもっと調子を上げていきたいと思います」

 

――――世田谷ハーフではチームトップでした。

「箱根駅伝の予選会と全日本のエントリーから外されてしまったときの悔しさをぶつけていって得られた結果だと思います。その原動力を忘れずに今までの練習に取り組んできました」

 

――意識している選手はいますか。

「同期の小袖(英人・政経3=八戸学院光星)、前田(舜平・政経3=倉敷)、村上(純大・政経3=専大松戸)らには負けたくないですね。普段は仲良いんですけど、勝てるように頑張りたいです。また他大で意識している選手は特にいないですね」

 

――箱根駅伝における自分の立ち位置としてはいかがですか。

「走れるか走れないかのボーダーラインだと思います。逆に僕のような位置の選手が強くなることがシード権を取るための大事なことだと思います」

 

――夏から今までどのようなことを意識してきましたか。

「合宿中、僕はケガをしていたので、その期間はあまり練習を積めませんでした。なので、ここまで急ピッチで上げていきました。他の選手が60分走るなら自分は70分走るなど、人より努力することを毎日続けてきました。他のチームメイトよりも基準値を上げるよう今まで意識してきましたね」

 

――今のチーム状況は坂井さんから見ていかがですか。

「阿部さんが復活したので、チーム状況は上がってきていると思います」

――10区を志望される理由をお聞かせください。

「ゴールテープを切る瞬間が目立つので、一番かっこいい区間を走りたいと思いました」                        

 

――個人の目標をお願いします

「アンカーを走って10番以内でゴールしたいです。区間も8番以内には走れるよう頑張ります」

 

 

――ありがとうございました。

 

[綾部禎]

 

箱根駅伝まで、あと6日。