(51)箱根直前特集⑩ 金橋佳佑インタビュー
箱根まで残りわずか。夏以降、箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会と奮闘が光った下級生。エース・阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)ら4年生も、最後の舞台に向けてこのままではいられない。チーム一丸となり、5年ぶりシード権をつかみ取る。
今特集では、箱根に向けた座談会の模様や14日に行われた合同取材での選手コメントなどなど全24回にわたりお届けします!
第10回は金橋佳佑(政経2=札幌山の手)のインタビューです。(この取材は12月14日に行われたものです)
ーーコンディションはいかがでしょうか。
「練習をずっと継続できていて、1年間のなかで1番いいって言っていいぐらい、良い調子ですね」
ーー率直にエントリーされた感想はいかがでしょうか。
「今年目標にしてきたことなので素直にうれしいですし、そこから10人に入れるように頑張っていこうという気持ちです」
ーーご自身の強みはいかかでしょうか。
「自分は昨年は1年ケガをしてしまったんですけど、もとからケガは少ないタイプだったので地道にコツコツ練習を積んで力を付けていくところです」
ーーコツコツできたことが飛躍につながりましたか。
「そうですね、昨年もずっと走らないで補強とかをやった成果がケガしない体につながったと思います」
ーーその中で一番成長したところはどこでしょうか。
「やっぱりケガしなくなったこともそうですし、1万メートルとか長い距離にしっかり対応できるようになったことが成長したところかなと思います」
ーー箱根駅伝になにか思いや憧れはありますか。
「ずっと小学校から走ってみたいというのはありましたし、高校の先輩である7区4年連続で走った青学大の小椋(裕介・ヤクルト)さんとかにも憧れているのでそういう舞台で走ってみたいですね」
ーー全体取材では9区が一番自分の力を出せると仰っていました。
「どちらかと言えば前半下りが多い区間なので、下りが得意なのでそこでタイムを稼ぎたいです。単独走も得意なので後半長い距離でも淡々と自分のペースを刻んで行けるかなと思って希望しました」
ーー9区の勝負になりそうなところはどこでしょうか。
「後半平地でペース間隔がつかみにくそうなところがあるので、最後がむしゃらというかどれだけ粘れるかというところだと思います」
ーー4年生と走る最後のレースとなりますが4年生に対して思いはありますか。
「阿部さんと同じ部屋で生活させてもらって、お世話になっていますし生活でも見習うところがすごくあります。そういった先輩と走る最後の舞台になるので、先輩に良い思いをさせてあげれればなと思います」
ーー阿部さんはどんな主将でしたか。
「言葉以上に自分の強さというか走りで引っ張ってくれたような人でした」
ーー箱根に向けて意気込みをお願いします。
「1年でいちばん調子がいいので、しっかりその中で自分の持ち味をしっかり発揮して、チームのシード権獲得に貢献したいと思います」
――ありがとうございました。
[入野祐太]
箱根駅伝まで、あと8日。
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