(30)箱根予選会 レース後コメント④(金橋佳佑・鈴木聖人・手嶋杏丞)
第一関門は難なく突破した。手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)が驚異の全体9位でゴール。新たな英雄の活躍もあって昨年度より一つ順位を上げ4位で予選会通過を果たし、明大は61度目の箱根駅伝出場を決めた。今回はレース後の選手たちのコメントを振り返っていく。(この取材は10月26日に行われたものです)
※小袖英人選手(政経3=八戸学院光星)については、体調不良によりレース後取材を行っていないため取り上げておりません。
金橋佳佑(政経2=札幌山の手)
――今日を振り返っていかがですか。
「前半いいペースで行けたんですけど後半思った以上にペースが落ちてしまい、ラスト上げきれずに終わってしまって出し切れなかったって感じですね」
――コンディションはいかがですか。
「給水がうまくいかなくてスポンジとかでなんとかやれました。集団の中で走るというのが慣れてなかったのでそういうところで苦しんだ感じですね」
――予定していたレースプランは。
「監督からはチームの後ろの集団を3分3秒のペースで引っ張るっていう役割を与えられていて、12、3キロくらいまではいけたんですけどその後はきつくなってしまって1年の小澤大輝(政経1=韮山)に任せたという感じですね」
――全日本駅伝までのプランは。
「まずは早いうちにダメージや疲労を治療して、しっかり走れるよう調整していくつもりです」
鈴木聖人(政経2=水城)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「調子的には絶好調ではなかったのですが、2年生になって力も付いてきて、普段通り走ればそこまで落ちないと思っていたのですが、天候も暑くて、気持ちも弱くて、実力がまだまだないな、というレース展開になってしまい悔しい気持ちでいっぱいです」
――今日のレースはどのような想定でいましたか。
「フリーだったので、自分のペースに合った集団に付いていって、後半しっかり粘って山本監督の設定であった63分15秒を目指して行こうかなと。62分とか日本人トップとか狙っても調子いい状態ではなかったので、あまり力まずゆっくり行こうと思っていたのですが、その緩い設定でもいけなくて、ただずるずると下がってしまいました。その中でも1、2年生が頑張っていたので、最後ちょっと踏ん張ることができたのですが、自分が今日走るべきタイムや順位で走れなくて、チームの順位を下げてしまった要因になって迷惑を掛けてしまったと思います」
――暑さの影響はありましたか。
「暑くても走れる人は走れるので、そこは自分の実力不足だなと思います」
手嶋杏丞
――コンディションはいかがでしたか。
「夏合宿後半から調子が上がってきたので、調子が上がった分、山本駅伝監督からも日本人先頭集団で勝負はできると言われていました。それを受けて自信を持って走ろうという気になりました。後半は粘れなかったんですけど、ある程度勝負はできたかなと思います」
――今日の走りは予想の範囲内でしたか。
「思ったよりは走れたんですけど、タイム的には狙っていたものより遅かったので、そこは反省しなくてはいけない点だと思います」
――全日本駅伝に向けて体調はいかがですか。
「今日走って疲れていますが、1週間後に全日本駅伝があることは前から分かっていて、それに向けて夏合宿で距離を踏んできました。ここから切り替えて全日本駅伝でシードを狙えるように頑張りたいです」
――箱根本戦に向けての抱負
「17キロくらいで東国大の伊藤さんに離されて、他大のエースとの差が感じられたので、あと2、3カ月、気を引き締めて頑張りたいと思います」
[競走部担当一同]
第96回箱根駅伝まであと65日。
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