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(21)1万メートルに大量出場 ペース走に確かな収穫あり/国士大記録会

競走 2019.09.29

 走り込んだ夏を越え、いよいよ駅伝シーズンへ。主力メンバーを含む19名が「練習の一環」として、国士大記録会1万メートルに出場した。組トップは今夏台頭してきた樋口大介(法3=伊賀白鳳)と手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)。設定タイム通りの走りで好調ぶりをアピールした。

 

◆9・28 第1回国士大長距離競技会(国士大多摩陸上競技場)

▼男子10000メートル

4組

1着 樋口 29分55秒38(自己ベスト)

2着 長倉 29分56秒56

3着 金橋 29分56秒75(自己ベスト)

4着 岸  30分09秒14

5着 坂井 30分09秒21

6着 大保 30分10秒79

10着 杉本 30分34秒52(自己ベスト)

15着 大西 31分01秒57

22着 丸山 32分00秒57

 

5組

1着 手嶋 29分45秒15(自己ベスト)

2着 鈴木 29分45秒15

3着 小袖 29分45秒93

4着 河村 29分46秒34(初)

8着 小澤 29分53秒01

13着 前田 30分04秒49

13着 櫛田 30分04秒49(自己ベスト)

15着 村上 30分19秒81

16着 三輪 30分20秒28

17着 漆畑 30分26秒51(自己ベスト)

 

 〝好調〟を強く感じさせるレースとなった。中間層の選手たちが出場した4組。8000メートル付近まで樋口、岸哲也(商4=国学院久我山)ら上級生がしっかり1キロ3分ペースをつくり出す。ラストは樋口、長倉奨美(情コミ3=宮崎日大)、金橋圭佑(政経2=札幌山の手)と、夏合宿で台頭してきた選手たちがワンツースリーフィニッシュ。3人そろって29分台で走り切った。その中でも、樋口は残り200メートルで切れ味鋭いスパートを見せつけた。「だいぶ力が付いたなと感じている」(山本佑樹駅伝監督)。昨年度は故障に苦しんでいたが、1年次には箱根予選会を走った経験もある樋口。完全復活で迎える駅伝シーズン、闘志みなぎる走りでメンバー入りへ前進だ。

 

 主力は安定した走りが光る。5組には小袖英人(政経3=八戸学院光星)、鈴木聖人(政経2=水城)らチームの柱が出場した。序盤まず先頭に立ったのは鈴木だ。きっちり1キロ3分ペースで刻み、7キロ通過は21分ちょうど。そこから小袖、手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)がリズムを上げていくと、鈴木、河村一輝(政経4=大垣日大)も続いた。ラスト1キロは2分50秒でまとめあげ、4人固まってゴール。「箱根予選会の10キロ通過をイメージできた」(手嶋)。仕上がりは順調だ。1カ月後に控えた箱根予選会、全日本駅伝に向け、よりいっそう白熱さを増したメンバー争い。蓄えたチーム力がどこまで通用するか。期待を結果が上回る日は近い。

 

[川和健太郎]

 

レース後のコメント

山本駅伝監督

――今日の狙いは何でしょうか。

 「キロ3分でラスト3キロを上げて終わろうというイメージですね。ただ体調が(選手によって)色々あったので、細かく3分2、3で行けと言った選手もいたし、3分5くらいで行けと言った選手もいました。イメージとしては3分で押していってラスト上げるという感じです」

 

――鈴木選手、小袖選手は調子を落としているとのことでした。

 「2人のレベルの中では調子を落としているというような感じなので。今日のような感じであれば調子を落としている中でもいけるレースでした。ただ彼ら2人も調子が上がってきている手応えを感じました」

 

――絶好調の手嶋選手でしたが、駅伝シーズンでは何を期待しますか。

 「今日のレースも本当にうまいレース運びをして、行けと言ったらいつでも行ける状態でした。秋以降はエース格の中にプラスで入ってくるような感じがしています。一気に28分台を出すくらいの力はあるのではないかなと思っています」

 

鈴木

――レースの振り返りをお願いします。

 「今日はペース走ということで、後半少しずつペースアップしていけばいいかなと思っていました。余裕を持って引っ張ろうと思ったんですけど、(キロ)3分切るか切らないかでしか引っ張れなくて、後半7000メートル過ぎで小袖さんと手嶋がリズム上げた時に、少しきつくて何回か離れてしまいました。最後どうにか追いついたんですけど、自分としてはしっかりビルドアップして、手嶋や小袖さんみたいなレースをしたかったです。まだ調子も上がっていないし気持ちも落ちているので、少しここで頑張らないと箱根予選会で良い走りができないなと明確に分かったレースでした」

 

手嶋

――レースの振り返りをお願いします。

 「今日は箱根予選会の10キロ通過を意識して走りました。やっぱり通過の時点では余裕を持っていないといけないので、それをイメージしてできたので良かったです。(鈴木)聖人にもともと(キロ)3分ぐらいで引っ張ってくれと頼んでいました。予選会でも3分ぐらいのペースで走ると思うので、そのリズムでも余裕を持てたというのは、この記録会で良いイメージができたかなと思います」



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