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〝自分だけの夢をかなえる場所〟 お笑いトリオ・パンサー向井慧さんにインタビュー 

明大スポーツ新聞 2019.08.03

 受験生の皆さん、明治大学のオープンキャンパスにようこそ!本紙では本校OBであるお笑いトリオ・パンサーの向井慧さん(平20政経卒 )にお話を伺い、受験体験、大学生活 、そ してご自身の思いについて語っていただきました。芸人になる夢をかなえるため、大学在学中にお笑い養成所にも通っていた異色の経歴を持つ向井さん。その言葉の中には、皆さんの心に響くものがきっとあるはずです。少し気は早いですが「明治大学に入ったら何をしよう」。そんなことを思い浮かべながら、本校の魅力を知ってもらえたらうれしいです。

 

――明治大学を目指したきっかけは何ですか。

 「元々、ずっと芸人になりたいという夢を持っていたので、高校3年次の秋まで大学に行くつもりはなかったんですよ。でも、三者面談の時に親の前で初めてそのことを言ったら、父に「東京に行きたいなら、大学に行くという名目でないと許さない」と言われて。そこから受験勉強を始めました。秋から受験まで4、5カ月くらいかな。だから自分がこの短期間でどこまで勉強ができて、どこまで成長できるのか全然分からなかったです。変な話ですけど、上から下まで30校くらい受けました。その中で引っ掛かったのが明治でした」

 

――受験期の体験について

 「一日10から12時間とか勉強してました。塾にも通っていなかったので。でも、なんかそれが楽しくて、自分で効率の良い勉強法を探すみたいな。この勉強法、俺しか思い付いていないんじゃないか、と考えると苦じゃなかったです。ただ覚えるだけじゃつらいと思うけど、やっぱり勉強のやり方を工夫しながらできたのは大きかったと思います」

 

――明治大学に入ってみていかがでしたか。

 「明治って誰もが知っている大学じゃないですか。何度もクイズ番組に出させてもらっているのも、明治大学を卒業したという冠があったからです。学歴にこんな役の立ち方があるのかと思いましたし、ある程度しっかり勉強してきているという説得力にもなります。そういう意味でも、明治に入って良かったなと感じています」

 

――どのような大学生活でしたか。

 「芸人になるという、やりたいことは決まっていたので、よく和泉図書館でネタを書いていました。本当にお笑い中心の生活をしていましたね。でも、かなり環境として(明治は)刺激的でしたよ。同じタイミングで、ジャニーズの山下さん(智久氏・平20商卒)や、小山さん(慶一郎氏・平19文卒)?女優の北川さん(景子氏・平21文卒)とかがいて。学生でありながら、すでに一流の人がたくさんいたので、そういう意味でも芸人目指して頑張ろうという気持ちになりました。他にもしっ

かり将来のことを考えている友達もいて。周りの環境として、勉強とか就活とかみんなが頑張っていましたから、その感覚で一緒にやれたというのはあるかもしれないです。時間があるという中で、将来を意識しながら通うことができた大学生活でした.?友人との交流を教えてください友人にはだいぶ助けられましたね(笑)。変な話ですけど、夢をこっちに乗せてくれるような友達でした。「お前が成功したら俺らも自慢できるし、頑張れよ」って応援してくれていましたね。いまだに連絡は取りますよ」

 

――パンサーではまとめ役です。

 「昔から空気を読むことが得意だったんですよ。でもそれはあまり良いことだとは思っていませんでした。だって突出した個性じゃないから。空気読むやつってあまり面白くないじゃないですか。空気を読まずにいろいろ好きなことを貫き通せる方が格好良いし、成功するのだったら、僕もそれがいいなとは思っていました。でもやっぱり、意外と強い個性を持っている人って実は少ないんじゃないかな。自分の個性って何だろうとか、強みって何だろうとか。分からない人が多いような気がするんですよね。自分の強烈な個性が分からないなら、僕みたいに、人の強烈な個性を際立たせるやり方もあるよと教えたいです」

 

――最後に受験生に向けてメッセージをお願いします。

 「まずは間に合うよ、と。でもスタートは早ければ早い方が絶対に良い。この夏、すでに行きたい大学があるなら、思い切り、全力でやるべき。サボることは後でいくらでもできるからね(笑)。その時頑張ったことは、きちんとやった分だけ返ってきます」

 【聞き手・岩田純、髙智琉大朗】

 

◆向井 慧(むかい・さとし)1985年生まれ。愛知県出身。平20政経卒。尾形貴弘さん、管良太郎さんと共にパンサーを結成。主にツッコミを担当している。小学5年次にフジテレビ系バラエティー番組『めちゃ×2イケてる!』や『ボキャブラ天国』にはまり、お笑い芸人を志す。中学時代には、録画したバラエティー番組を見て〝お笑いノート〟をつくるなど独自にお笑いの研究を行っていた。趣味はラジオを聴くこと。


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