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(14)明治から最多8名が選出!/第7回関東大学オールスターゲーム展望

ラグビー 2019.06.29

 年に一度の祭典が幕を開ける。今年で7回目の開催となった関東大学オールスターゲーム。明治からはフッカー武井日向主将(商4=国学院栃木)を筆頭に8名が選ばれた。他大学からも中野将伍(早稲田)ら主力が選出。相対するは東海大や大東大と言った強豪校の選手が集うリーグ戦選抜だ。対抗戦を代表するメンバーたちはその強さを証明できるか。秩父宮で催されるビックマッチで好ゲームを期待したい。



 FW1、2列は全員が明治という顔ぶれ。安と武井は昨年度に引き続いての出場。右プロップのポジションには笹川が選出された。ロック陣は片倉と箸本。昨年度からコンビを組む2人がオールスターでも鮮烈デビューを果たす。「片倉は隣にいて頼もしい存在」(箸本)と互いへの信頼も厚い。バックローでは繁松が出場を決めた。明治の7番は昨季、井上遼選手(平31政経卒・現神戸製鋼コベルコスティーラーズ)が卒業し、台頭する選手が期待されていたポジション。今季に入り一気に頭角を現したのが繁松だ。「決して派手ではないが、いいプレーをしてくれている」と監督からの評価も高い。豊富な運動量を持ち味に春季は6試合で紫紺を身にまとった。佐藤諒(政経4=国学院久我山)、山本龍亮(情コミ3=桐蔭学園)らと争い秋もフィフティーンの座を狙う。BKでは山村と山﨑。最上級生としてチームの核を担うコンビだ。関東大学春季大会では共に通算5トライを挙げる活躍を見せた。オールスターの晴れ舞台でも快速ウイングコンビのプレーに注目だ。


[清水康佑]


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