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(7)全日本大学駅伝予選会 レース後コメント①(山本佑樹駅伝監督・阿部弘輝主将)

競走 2019.06.25

 先日行われた伊勢路への切符を懸けた争いで、明大は見事2位通過を果たした。8人中7人が一桁順位で走るなど、本戦に向けて期待が高まる結果となった今大会。本特集では全日本大学駅伝予選会レース後のコメントを4回に分けて取り上げます。

 第1回は山本佑樹駅伝監督、1組1位阿部弘輝主将のコメントです。

 

山本佑樹駅伝監督

――レースを振り返っての感想をお願いします。 

 「酒井耀史(商3=須磨学園)だけが不発だったかなという感じです。それ以外は予定通りいけたと思います」

 

――阿部(弘輝主将・政経4=学校法人石川)選手が1組目でしたが、どのような思惑があったのでしょうか。

 「ユニバーシアードを控えていたので、彼にマックスの走りをさせたくないなというのと、40人走るというレースで転倒とかそういうのを避けるために、1組にして最初ちょっとポンと出て72秒のペースでいいよと。学連にもそういったことで1組目にしましたという報告を入れて、予定通りですね」

 

――加藤(大誠・営1=鹿児島実業)選手はいかがでしたか。

 「加藤は本当に練習をパーフェクトにやれていたので自信を持って送り込んで、3組目とかに置いてもいいくらいの状態ではあったんですけど。2組という1組終えた後の展開が読めない組で冷静にやってくれたっていうのは大きかったかなと思います。(ルーキーの中でも力があると思いますか)そうですね、やっぱり櫛田(佳希・政経1=学校法人石川)、加藤っていうのはもう信用していましたし、1回こういう大きい場を経験させたいというのがあったので、そういった意味では彼らにはプラスになったかなと思います」

 

――3組目の3年生2人の走りはいかがでしたか。

 「本来4組を任せてもいいような2人なので、3組の2人に関しては信用しているからとにかく思うように走ってくれればいいから、ということで言って送り出したのでそういった走りはできたかなと。特に前田舜平(政経3=倉敷)はラストのスプリント力があるんですけど、その前に離れるパターンがずっと続いていたので、そういった意味ではああやって勝負ができたっていうのは彼にとっては自信の一つになったのではないかなと思います」

 

――4組目はいかがでしたか。

 「その2人も4組を任すってことは、エース・準エースってところでチームを盛り上げる2人だと思っているので、彼らにも自己ベストを狙って、うまく留学生と競って自己記録を出すつもりでいけ、という指示で。チームのためにとかというのは、考えなくていいからもう自己ベストを出すようにって言い方をして送り出しました」

 

――日本人トップを逃してしまったことについてはいかがですか。

 「そこが詰めの甘い部分ではあるかなと思いますけど、きちっと勝負に加わったというところでは合格点ギリギリあげられるかと思います。ここもう1個上のレベルっていうことを考えると、これもステップにしないといけないかなという感じですね」

 

――課題は何だと感じましたか。

 「きちっと上位で走れたことは良かったんですけど、冷静に考えて関東の順番でいくと10番目から15番目のところなので、その争いで東京国際大に最後競り負けたというのは、やっぱりそういう勝負強さっていうところの課題がパッと出た部分じゃないかと思います」

 

――今後夏を経てどういうチームにしていきたいですか。

 「昨年度、最後箱根で悔しい思いもしたし全日本もシードまであと一歩のところなので、そういったあと少しのところを意識させて夏を頑張らせれば、昨年度以上のレベルに上がると思うので、そこは夏の課題でやっていきたいと思います」

 

阿部

ーー今日のレースを振り返っていかがですか。

 「予定通りというか、当初予定していたレースプラン通りにレースをまとめることができたので、まずほっとしています。1番はしっかりチームが全日本の出場権を獲得できたことの方が大きかったのではないかなと思います。個人の結果よりはチームの結果の方が今回は重要だったので、しっかり貢献できたことは良かったと思っています」

 

ーー今日のレースの位置づけは。

 「練習の流れの中の1万メートルのペース走という形で位置付けをしていたので。若干きつい部分もあったんですけど、しっかり粘ることができたので状態は上がってきているのではないかなというふうには感じています」

 

ーーもともと飛び出すことは頭の中にあったのでしょうか。

 「そうですね、2000メートルを5分30秒でいって、あとは72秒で押していってカバーして、最後2分50秒から55秒で上がるっていうレースプランを立てていたので。その通りにしっかり走ることができたので、これからもっと調子は上がっていくのではないかなと思います」

 

ーーユニバーシアードに向けてはどのように調整されていますか。

 「ユニバーシアードを考えると、今までずっとためを作れていなかったし、練習もできていなかったので。しっかり練習を継続させないとユニバーシアードでは勝負できないと思うので。今回ユニバーシアードでもワールドランキング制が導入されて、しかも今回イタリアということでヨーロッパの選手とかも、結構レベルの高い選手とかも出てくるので、そういった選手の中でしっかりメダルを取るというのが僕の中でも目標があります。まずはあと2週間ぐらいになるんですけど、自分の力をしっかり出し切って、大きな目標であるユニバーシアードで結果が残せるように調整をしていきたいと思います」

 

[競走部担当一同]

 


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