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(19)ルーキー特集 第1弾 ~樋口新葉編Ⅳ~「ジャンプ以外で見せることができるのが強み」 

フィギュアスケート 2019.04.18

毎年恒例のルーキー企画も今年で3年目。今年度のルーキーたちはかつてないほど強者ぞろいで、ファンの期待も高まっていることだろう。1人目は世界選手権2位などの実績を持ち、世界でも活躍する樋口新葉(商1=開智日本橋学園)を取り上げる。新星たちの4年間に注目だ。

(この取材は3月11日に行われたものです)


――明治大学に進学したのはなぜですか。

「友毬ちゃん(西野友毬・平28政経卒)など先輩たちが積み上げてきたものがあって、それを監督からも聞きましたし、自分もずっと見てきました。特に同じリンクで練習していて、明代に進んで全日本で活躍している方もいたので、自分もそのようになりたいと思いました」


――神宮のリンクの良さはどのような部分にありますか。

「自分の家から一番近いのはシチズンプラザのリンクだったですけれど、自分が始めた時から今まで見てもらっている岡島功治コーチが神宮にいたことが1番大きいです」


――岡島コーチの良さはどのようなところでしょうか。

「小さい時は小学校の先生が小さい子に怒る感じで厳しくされましたけれど、だんだん自分も成長していくとともに、先生の教え方や話し方など、自分に対しての対応が変わってきました。自分も成長していると思いますし、先生も自分と関わることで考え方が変わり、成長している部分があると思うので、すごく充実した競技生活を送れていると思います」


――岡島コーチからの言葉で印象に残っている言葉はありますか。

「昨年の平昌五輪に出られなかった時に、良いところとダメなところをしっかり見つけて、良いところはもっと良くして、ダメなところは克服できるように努力をすることも必要だし、しっかり心と体を休めることも大切ということを言われました」


――切り替えはうまくできる方だと思いますか。

「落ち込んでしまった時は自分で頑張ろうと思っていても、なかなか体がついてこなかったりしますけれど、試合の期間中だとある意味一つのことに集中している中で、ある意味客観的に自分を見られるので切り替えはできるかなと思います」


――練習は好きですか。

「好きな時もありますし嫌な時もあります。長時間練習しすぎると体も心も疲れてしまって良くないなと感じます。1番自分が効率いいと思うのは1、2時間集中して頑張って、あとは他のダンスやバレエのトレーニングといったところから頑張るというのが1番いいのかなと思っています」


――練習時間や頻度はどれくらいですか。

 「週7日で、1日に2~3時間です。小さい時からこの練習方法でやってきたので何とも言えないのですけれど、心も体も成長してきて段々疲れもたまってくる歳になってくるので、オフを1週間に1回とることや練習方法、ケアの頻度とかも段々変えていかないといけないなと思います」


――ご自身の強みは何ですか。

「スケーティングなど、ジャンプ以外のところでうまく見せることができるのかなと思います」


――ジャンプに対するこだわりはありますか。

「ルッツとフリップに関してはエッジの使い分けがあるので、同じように見えてもエッジが外だったり内だったりすることがあり、とても難しいので、注意深く練習しています」 


――トリプルアクセルや4回転への試みはありますか。

「もちろん跳ばなければならなくなると思いますけれど、できないことを一からやるのも必要だし、今できることもまだ完成ではないので、もっと磨いていくのとどちらを優先すべきかとても迷っているというのが今の状況です」


――さらなる挑戦にコーチはどのような意見ですか。

「頑張って挑戦しようよといつも言われているのですけれど、自分は長く続けてやっと跳べるものだと思っているので、どれくらいかかるか分からないですし、リスクが高いのかなとも思います」


――来シーズンに向けて構想は考えていますか。

「新しいルールになってからどのように点を取っていくかというのが自分ではわかっていなかったのですけれど、昨年のようなプログラムではダメですし、もっとジャンプの前にステップを入れ、失敗しないプログラムにしていくことが大事だなと思います」


[中野拓土]


樋口 新葉(ひぐち・わかば)商1、開智日本橋学園、152センチ


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