特集記事
SPECIAL

(31)八王子ロングディスタンス・1万m記録挑戦会 レース後コメント③(角出龍哉・佐々木大輔・鈴木聖人)

競走 2018.11.26

 迫る箱根に向けてチームの層がさらに厚くなった。24日に行われた八王子ロングディスタンスと1万メートル記録挑戦会で計15人の選手が自己ベストを更新。中でも阿部弘輝(政経3=学校法人石川)は27分台に突入、今季学生最高記録を叩き出した。今回はその2つの記録会を選手のコメントで振り返る。(この取材は1124日に行われたものです)


角出龍哉(文4=伊賀白鳳)

――レース振り返っての感想をお願いします。

 「あまり調子が良くない感じはあったんですけど、その中では走れたと思います」

 

--今日のコンディションはいかがでしたか。

 「状態としてはあまり上がってこなくて28分台は狙えないと思ったので、2920秒を切ることを狙っていました。自分が今出せる力は出せたので8090点ぐらいの出来でした」

 

--現在のチーム状況はいかがでしょうか。

 「とても良いです。全学年で走れる選手が出てきて競争は高まっています。4年生は苦しんでいる選手もいるんですけど、気持ちを切らしたりとかいう選手はいなくて、全員でやっていきたいという気持ちはあります。仮にメンバーから外れても4年生中心にまとまって良いチームをつくっていきたいとみんなで考えています」

 

--箱根駅伝への意気込みをお願いします。

 「これが最後になるのでしっかり走って、シード権を取って、来年後輩が出雲駅伝に出場できるよう頑張りたいです」



佐々木大輔(営3=八千代松陰)

――今日のレースを振り返っていかがですか。

 「本当に8000までいいペースだったのですが、最後2000で気持ちがうまく入らなくて、すごく本当に緊張してしまって、それがもったいなかったなと思います」

 

――全日本駅伝から3週間ですが、体調面や精神面で変化はありましたか。

 「いえ、特には変わってないです。ただ昨年と比べたら、だいぶ疲労具合が違います。昨年はすごく疲れていたんですけど、今はいい感じに疲労も取れて、昨年よりも体調がいいです」

 

――全日本駅伝では悔しさがあったと思いますが、箱根に向けて心境の変化はありましたか。

 「全日本後、みんなが励ましてくれたこともあって、切り替えはうまくできました。自分が全日本でシードを取れなかった分、箱根ではチームを引っ張っていきたいです。なのであんまりくよくよしちゃいけないなと思っています」

 

――今日のレースの課題は何ですか。

 「全日本の時もそうでしたが、緊張してしまうと、練習していた後半の粘りがうまく出せませんでした。全日本駅伝も、抜かれてしまった時に抜き返す粘りが出なくて、今回も8000を過ぎて28分台が見えてきたあたりからあったので、そこは少し箱根までに直したいです」



鈴木聖人(政経1=水城)

――今日のレースを振り返っていかがでしたか。

「最初余裕もっていこうと思っていたんですけど、留学生の人が上げた時にきつく感じてしまって対応できずズルズル下がってしまったのですが、その後2位集団でペースが安定して、力を貯めてラスト1000メートルで上げられるように意識しながら走りました」

 

――このレースの位置づけは。

「箱根に向けてタイムを出すことで、自信材料になるんじゃないかなという思いでレースに臨みました」

 

――2912秒でした。

「本当は目標の28分台出したかったんですけど、最初に留学生が前に出た時に対応できなくてそこが弱いなと改めて実感出来て、良い経験になりました」

 

――コンディションや調子はいかがでしたか。

「最近ジョグが長めにできるようになっていて、調子も上がりつつある中でのレースでした」

 

――レースの収穫は。

「安定してきたらリズムに乗れるというのが分かってきて、ラストもしっかり上げきることが出来たので、そこが収穫です」

 

――予選会、全日本、そしてこの記録会とレースが続きましたが順調に来ていますか。

「全日本1区で30秒差をつけられてタスキを渡してしまいましたが、今回思った以上に走れたので、しっかり来週からの合宿で練習をこなして、残り1ヶ月ちょっとで調子を上げて箱根のメンバーに選ばれるように頑張ります」


[競走担当一同]


関連記事 RELATED ENTRIES