(番外)エース・小野が古巣のJ2・大宮アルディージャへ来季新入団内定!
サッカー 2018.05.22
来季、待ち焦がれた古巣復帰がかなう。5月16日、エースナンバー・10を背負う小野雅史(政経4=大宮アルディージャユース)のJ2・大宮アルディージャ(大宮)への来季新加入内定が発表された。今季のプロ入り内定は岩武克弥主将(政経4=大分トリニータU―18)に続き2人目だ。小野は大宮のアカデミー出身で、U―17(17歳以下)日本代表への選出経験を持つ。明大では2年次からボランチの主力として出場し、左足から繰り出す精度の高いシュートやパスで攻撃をけん引してきた。
小野のコメント
――プロ入り内定が決まりました。今の心境を教えてください。
「大宮はアカデミー時代にお世話になったクラブで、大学生活の中で戻ることを意識し続けてきました。一番戻りたかったクラブに戻れることは非常にうれしいです」
――誰に感謝を伝えたいですか。
「今まで苦労を掛けてきた両親、支えてくれた監督やコーチにはすごく感謝しています。その感謝はプレーで示すしかないです。ここで満足するのではなくて、まずは明大で結果を残すことが恩返しにつながると思っています。両親は1年生の頃から自分が出場していない試合でも、毎試合見に来てくれています。すごく大きい存在です。感謝し切れないです」
――大宮入団内定までの経緯を教えてください。
「明大に入ってからもずっと見続けてくれていました。本格的に話が進んだのは、昨季のインカレの関西大戦からでした。その際にスカウトの方から好感触の評価をいただいて、今季の宮崎キャンプに参加することになりました。そのキャンプで出場した紅白戦で、積極的に自分の持ち味を出せました。そして、3月に明大と大宮で練習試合をした時に、さらに手応えを感じることができました。そこで大宮も(内定を)決めてくださったそうです」
――高校3年次はユースからトップチームに昇格できませんでした。明大を経てどういうところが成長したと思いますか。
「自分としてはまだまだ課題だと思っていますが、人間性の部分が培われたと感じています。それは大宮のスカウトさんだけでなく、選手やスタッフ全員が感じ取ったということを言ってくださいました。コミュニケーションの部分や礼儀などの部分で非常に好印象に受け止めてくれました。絶対に他の大学ではできない経験ができています。明治で経験したことがプロに行けた全てだと思います」
――昨季の前期は右足の半月板と前十字靭帯を同時に損傷し、試合に出場できない時間が続きました。
「3年生はプロにアピールするチャンスだと思っていたので、ケガした時はプロに行くのは厳しいんじゃないかとも思いました。でも、栗田監督は『なったことは仕方がない。いつまでも下を向くな』と励ましてくださり、同期は全員がお見舞いに来てくれました。その時に自分がすごく支えられていることに気付いて、感謝すると同時にこれからも頑張らないといけないと思いました」
――大宮には、おととしまで明大でプレーしていた河面旺成選手(平29政経卒・現大宮アルディージャ)やスタッフには佐々木則夫トータルアドバイザー(昭56文卒)など、明大サッカー部のOBが多いです。
「自分が入団できたのも縁があると思いました。明大を支えているのはOBですね。佐々木則夫さんにはキャンプの時に1回あいさつしたんですけど『おまえも明治か! 頑張れよ』と言ってくださいました」
――今季の目標とプロに入ってからの目標を教えてください。
「今季の目標は10番を背負っていた和泉さん(竜司選手=平28政経卒・現名古屋グランパス)や木戸さん(皓貴選手=平30文卒・現アビスパ福岡)のような試合を決める選手になることです。プロに入ってからの目標は、最初から試合に絡むことです。それが大学を卒業してきた選手に求められていることだと思います。シーズン開始からスタメンとして出場し、自分がチームを引っ張るくらいの気持ちでやっていきたいです」
――ありがとうございました。
[古賀章太郎]
◆小野 雅史(おの・まさひと) 政経4、志木、大宮アルディージャユース、172センチ・68キロ
小野のコメント
――プロ入り内定が決まりました。今の心境を教えてください。
「大宮はアカデミー時代にお世話になったクラブで、大学生活の中で戻ることを意識し続けてきました。一番戻りたかったクラブに戻れることは非常にうれしいです」
――誰に感謝を伝えたいですか。
「今まで苦労を掛けてきた両親、支えてくれた監督やコーチにはすごく感謝しています。その感謝はプレーで示すしかないです。ここで満足するのではなくて、まずは明大で結果を残すことが恩返しにつながると思っています。両親は1年生の頃から自分が出場していない試合でも、毎試合見に来てくれています。すごく大きい存在です。感謝し切れないです」
――大宮入団内定までの経緯を教えてください。
「明大に入ってからもずっと見続けてくれていました。本格的に話が進んだのは、昨季のインカレの関西大戦からでした。その際にスカウトの方から好感触の評価をいただいて、今季の宮崎キャンプに参加することになりました。そのキャンプで出場した紅白戦で、積極的に自分の持ち味を出せました。そして、3月に明大と大宮で練習試合をした時に、さらに手応えを感じることができました。そこで大宮も(内定を)決めてくださったそうです」
――高校3年次はユースからトップチームに昇格できませんでした。明大を経てどういうところが成長したと思いますか。
「自分としてはまだまだ課題だと思っていますが、人間性の部分が培われたと感じています。それは大宮のスカウトさんだけでなく、選手やスタッフ全員が感じ取ったということを言ってくださいました。コミュニケーションの部分や礼儀などの部分で非常に好印象に受け止めてくれました。絶対に他の大学ではできない経験ができています。明治で経験したことがプロに行けた全てだと思います」
――昨季の前期は右足の半月板と前十字靭帯を同時に損傷し、試合に出場できない時間が続きました。
「3年生はプロにアピールするチャンスだと思っていたので、ケガした時はプロに行くのは厳しいんじゃないかとも思いました。でも、栗田監督は『なったことは仕方がない。いつまでも下を向くな』と励ましてくださり、同期は全員がお見舞いに来てくれました。その時に自分がすごく支えられていることに気付いて、感謝すると同時にこれからも頑張らないといけないと思いました」
――大宮には、おととしまで明大でプレーしていた河面旺成選手(平29政経卒・現大宮アルディージャ)やスタッフには佐々木則夫トータルアドバイザー(昭56文卒)など、明大サッカー部のOBが多いです。
「自分が入団できたのも縁があると思いました。明大を支えているのはOBですね。佐々木則夫さんにはキャンプの時に1回あいさつしたんですけど『おまえも明治か! 頑張れよ』と言ってくださいました」
――今季の目標とプロに入ってからの目標を教えてください。
「今季の目標は10番を背負っていた和泉さん(竜司選手=平28政経卒・現名古屋グランパス)や木戸さん(皓貴選手=平30文卒・現アビスパ福岡)のような試合を決める選手になることです。プロに入ってからの目標は、最初から試合に絡むことです。それが大学を卒業してきた選手に求められていることだと思います。シーズン開始からスタメンとして出場し、自分がチームを引っ張るくらいの気持ちでやっていきたいです」
――ありがとうございました。
[古賀章太郎]
◆小野 雅史(おの・まさひと) 政経4、志木、大宮アルディージャユース、172センチ・68キロ
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