(4)池上イズムで頂へ返り咲け/関東大学1部リーグ戦展望
第100回目の関東大学1部リーグ戦が開幕する。新主将に桒原陸人(商4=ガンバ大阪ユース)が就任し、新スローガン『紫道』のもと、彼らの新たな挑戦が始まる。4月5日の開幕戦ではアウェーで昨季2部リーグ優勝を果たした駒大との一戦を迎える。
好機をつかめ
昨季リーグ戦22試合で30得点と得点数ではリーグ同率6位に沈み、決定力不足が露呈する形となった。特に、チームの得点王であった真鍋隼虎(令7政経卒=現藤枝MYFC)、林晴己(令7政経卒=現鹿島アントラーズ)の抜けた穴をどうカバーするかがリーグ戦優勝への大きなカギとなる。そこで注目したいのが近野伸大(営3=柏レイソルUー18)だ。1年時にはリーグ最終節にデビューを果たし、初ゴールも記録。その後はケガにより戦線離脱を余儀なくされため2年時はスタメン出場が1度のみと苦しんだ。だが、出場時には得意と語る空中戦での強さを見せつけてきた。今季は、持ち前の高さを生かしたプレーでチームに貢献していきたいところだ。
堅守を武器に
鉄壁のDFラインは今年も健在だ。特に、東京ヴェルディ内定が発表された多久島良紀(文4=青森山田)や明治の背番号2を背負う稲垣篤志(法4=浦和レッズU―18)、副主将の小澤晴樹(政経4=大宮アルディージャU―18)が大きな軸となる。この3選手は世代別日本代表の経験や、1年時からチームを支えてきたため、実績も能力も十分だ。また、昨季途中からSB(サイドバック)へコンバートした小泉佳絃(商3=青森山田)にも大きな期待が寄せられる。今年1月に行われたU―23アジアカップでは6試合中4試合で出場を果たし、技術は大学サッカー界屈指。高さだけではなく、正確なキックに相手サイドを切り裂くドリブルが魅力だ。攻守において存在感を示す活躍を今季も期待したい。
雪辱を果たせ
池上寿之監督体制2年目の今季求められるのは、リーグ制覇だ。昨季は栗田大輔前監督のサッカースタイルからフォルムチェンジをし、ボールポゼッションを増やすパスサッカーを基調としたスタイルを確立。だが、第11節・筑波大戦で昨季から続いたリーグ戦無敗記録が30でストップするなど優勝争いからは早々に後れを取った。今季はリーグ戦序盤から昇格組の3校とマッチアップが予定されているため、相手の勢いにのまれず、勝ちを積み重ねていきたいところだ。強豪ひしめく1部リーグで2年ぶりの優勝へ、続いた『紫道』が彼らを導く。
[早坂春佑]
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