(3)関東大学1部リーグ戦開幕直前インタビュー 池上寿之監督
4月4日より第100回関東大学1部リーグ戦(リーグ戦)が開幕する。今季明大は〝紫道〟をスローガンに掲げ、主将の桒原陸人(商4=ガンバ大阪ユース)を筆頭に2年ぶりの優勝を目指す。第100回の節目の大会で王座奪冠なるか。注目の初戦は5日、駒大との一戦だ。
今回は池上寿之監督のインタビューをお届けします。
(この取材は3月25日に行われました)
――就任1年目の昨シーズンを振り返っていかがですか。
「結果自体はリーグ戦3位、インカレ(全日本大学選手権)がベスト8で総理大臣杯(総理大臣杯全日本大学トーナメント)は逃して出場できずというところで、タイトルを取れなかったことに関しては僕の経験不足と、マネージメントのところで上手くいってなかったのかなというところで責任はすごく感じています。雰囲気ややり方が新しく変わった中で、選手はすごくよく頑張ってくれたと思いますが、それが浸透し切らなくてなかなか1年の中でうまく自分がやりたいことはできなかったなというのが全体的には感想としてあるので、その反省を踏まえて今年はなんとかタイトルを取れるようにやりたいなと思います」
――新シーズンに向けて具体的な構想はありますか。
「特には考えていないですが、基本的には明治らしさやアグレッシブな姿勢、泥臭いプレーなどそれらは今年も落とさないようにしっかりやっていきたいです。もちろん勝つだけではなくて、見ている人が気持ちのよい、明治らしいサッカーで勝つというところまで毎試合こだわって目指していきたいと思います」
――監督からご覧になって新チームはどんなチームですか。
「今年は4年生が結構頑張ってみんながリーダーシップを取ってくれています。日本一を取るというところを目指して毎日厳しくやっていて、上級生を見て下級生が成長すると思うので、そういう意味だとすごく今年は頼りになっています。苦しい時に最後そこが出てくるのかなと思っているので、昨日は負けてしまいましたが、今シーズンは期待できるかなと思います」
――特に期待したいポイントはありますか。
「もちろん明治らしさというのは出しつつですが、ショートカウンターや縦に速い攻撃など色々な得点の形がある中で、自分たちでボールを保持しながら、相手に1回も触らせずにゴールに入れられるような、相手がいても再現性の高いサッカーをやりたいなと思います。どちらに転ぶか分からないようなサッカーということではなくて、自分たちの形をしっかりつくって、ゴールまで持っていくというところまで突き詰めてやりたいなと思っているところです」
――新しく入部した1年生の印象はいかがですか。
「今年4年生が結構元気がいいので、最初はちょっとおとなしいというか、少し元気がなかったのですが、最近はだんだん慣れてきています。もうそろそろ2か月になりますが、先輩の背中を見て、ついていこうとか、2年後、3年後にこうならなきゃいけないとか、そういうふうなものを持って取り組み始めているので、ちょっと雰囲気は変わってきたなと感じています。入寮して2カ月経ちますが、まだまだこれからだと思います」
――今シーズンが始まってからどんな指導をされてきましたか。
「2月のテスト期間が終わってからシーズンがスタートしましたが、まずは体をしっかりつくる、ケガをしないということです。今ケガ人がちょっと出てしまっているのですが、まずはケガをしないように体をつくって、なおかつプレー強度をしっかり高く保てるような負荷の高い厳しいトレーニングはこの2ヵ月、1ヵ月半ぐらいずっと合宿含めてやってきました」
――リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。
「昨日も相手との差が圧倒的にある中で負けたわけではなかったので相当悔しかったです。明治が取っていてもおかしくないような試合だった中でやはり最後のところで詰めが甘かったりスキが出たりすると勝負って勝てないと思うので、そういうのをなくして、一戦一戦確実に、この試合で最後と思ってやるぐらいの気持ちで臨んで、最終的にタイトルが取れていればいいかなと思います」
――期待の選手はいらっしゃいますか。
「全員期待しているのですが、今年主将をやってもらう桒原はすごくリーダーシップがあり頼りになっていて今年目立つと思うので、注目してほしいなと思います。ディフェンスラインは日本代表U-21日本代表に入った小泉(佳絃・商3=青森山田)は1月のアジアカップで優勝して帰ってきたので、その基準をしっかりと明治に落とし込んでまた活躍してくれることを期待しています。昨日も最後出ていたのですが、(もっと)活躍してもらえるようにというところで期待しています。去年の上級生はプロに行った林晴己(令8政経卒=現鹿島アントラーズ)や真鍋(隼虎・令8政経卒=現藤枝MYFC)が攻撃の選手でいましたが、それまではずっと後ろ(守備陣)は下級生でやってきていて、その下級生たちが上級生に上がってきているので、そういう意味だとディフェンスは安定してると思います。あとはどうやって点を取るか、誰が点を取るかというところがポイントになると思います」
――今シーズンの目標をお願いします。
「本当は5タイトル、天皇杯、アミノバイタルカップ®、リーグ戦、インカレ、総理大臣杯を全部取るという目標を掲げていたのですが、1個はもう負けてしまったので、現時点だと4つのタイトルを取れるように頑張っていきたいなと思います。でもその国内の大学生の大会を4つ取るのも相当な覚悟と取り組みが必要だと思うので、それは選手と頑張ってやりたいなと思います」
――ありがとうございました。
[吉㟢帆奏]
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