(2)関東大学1部リーグ戦開幕直前 新主将インタビュー

2026.04.02

 4月4日より第100回関東大学1部リーグ戦(リーグ戦)が開幕する。今季明大は〝紫道〟をスローガンに掲げ、主将の桒原陸人(商4=ガンバ大阪ユース)を筆頭に2年ぶりの優勝を目指す。第100回の節目の大会で王座奪冠なるか。注目の初戦は5日、駒大との一戦だ。

 今回は新主将の桒原陸人のインタビューをお届けします。

(この取材は3月25日に行われました)

――新チームはどのようなチームですか。

 「チームとしては去年監督が代わって新体制になって、自分たちでボールをつないでゴールに向かっていくというところを積み重ねてきました。今年もまたコーチが入れ替わったのですが、目指すものに大きく変わりはなく、去年よりはそこの積み上げはできているかなと感じています。後ろは元からより攻撃的ないい選手がそろっていて、小澤(晴樹・政経4=大宮アルディージャU-18)や川合(陽・商4=セレッソ大阪U-18)など関東選抜にも選ばれた選手がいます。そういうベースの上に前線には2、3年生の下級性も多く、勢いのあるチームかなと思います」

――新チームになってからの雰囲気や練習はいかがですか。

 「特に攻撃のところに力を入れて練習してきました。去年の課題が得点力だったのですが、昨日の試合(東京都サッカートーナメント学生系の部法大戦)でもそこが今年も引き続き課題になっているなと感じたのでそこは繰り返し練習していきたいところです」

――主将に就任することになった経緯を教えてください。

 「4年生の学年ミーティングで誰がいいかを投票して決めて、それを監督に提出して承認いただいた形です。自分たちはもともと高校やユースでキャプテンをやってきた選手が多かったので、誰になっても大丈夫だろうというのはあったのですが、去年のインカレ(全日本大学選手権)が終わって、筑波が優勝したのを見てすごく悔しい気持ちがあったので、そこで自分が(主将を)やる覚悟がありました」

――理想の主将像はありますか。

 「自分が1年生の時には井上樹さん(令6法卒・現ヴァンフォーレ甲府)が主将で、2年生の時は中村草太さん(令7政経卒・現サンフレッチェ広島)で、去年は島野さん(怜・令8法卒・現柏レイソル)だったのですが、今までの先輩方とはまた違う自分なりのチームの引っ張り方というのがあると思っています。プレーで見せるのはもちろん、寮生活からも下級生に声を掛けていきたいです。全員で同じ方向を向いていけるように、一人で突っ走るというよりはみんなで声を掛け合いながら、助けてもらいながらマネジメントしていきたいなと思っています」

――今シーズンのスローガンに込められた思いを教えてください。

 「今シーズンは『紫道』というスローガンで、自分たちの信じる道を進むという思いが込められています。去年は貫徹というスローガンのもとやっていたのですが、チームのその時その時の状況や結果に少しとらわれてしまってブレてしまった部分がありました。今年はそういうものに惑わされることなく、自分たちの目指すものというのは歴代の先輩方が示してくださった明確なものがあるのでそこを信じて自分たちで歩み切るという思いが込められています」

――リーグ戦の意気込みをお願いします。

 「もう天皇杯は逃してしまったので、残りの4つのタイトル、リーグ戦とアミノバイタルカップ®と、総理大臣杯(総理大臣杯全日本大学トーナメント)とインカレを全て取るつもりでやっています。リーグ戦の結果がインカレの出場権にも関わってきますし、先輩が残してくれた関東1部という舞台を後輩に残していかないといけないと思っています。課題もありますが、まずは開幕戦の駒沢戦で、絶対に勝ち点3を取って一試合一試合積み重ねていきたいと思っています」

――桒原選手から見て注目の選手はいらっしゃいますか。

 「注目は小泉佳絃(商3=青森山田)です。基本的にはSB(サイドバック)で出る選手ですが、昨日も途中からFWに入って最後に点を決めたり、去年の夏ぐらいまではCB(センターバック)でやっていたのがケガから復帰してから一気に来たなという印象があります。今年もチームを引っ張っていってくれると思いますし、来年以降も間違いなくチームの中心選手だと思います」

――チームして、個人としての目標をそれぞれお願いします。

 「チームとしては残りのタイトルを全部取ることです。五冠というのは目標の1つでありましたが、残りの4つのタイトルは全部取りたいです。個人としては3ゴール、10アシストを目指したいです。そしてリーグ戦で優勝すればMVPやベストイレブンも見えてくると思うので、そこは個人として頑張っていきたいと思います」

――ありがとうございました。

[吉㟢帆奏]