(16)第553号拡大版 フィギュアスケート基本用語解説
明大スポーツ第553号では、ミラノ・コルティナ冬季五輪の日本代表に内定した佐藤駿(政経4=埼玉栄)、三浦佳生(政経2=目黒日大)特集を掲載した。ここでは、今回の紙面に登場したフィギュアスケートの大会や選手について解説する。
〜大会について〜
全日本選手権
毎年12月下旬に行われる国内最高峰の大会。五輪シーズンである25年の全日本選手権は、五輪の日本代表選考を兼ねた大一番でもあった。地区のブロック大会、東・西日本選手権を勝ち抜いた選手やジュニア部門で好成績を残した選手が出場できる。今シーズン、明大からは佐藤、三浦のほかに住吉りをん(商4=駒場学園)、江川マリア(政経4=香椎)、周藤集(政経1=ID学園)、樋口新葉(令5商卒・現ノエビア)、大島光翔(令7政経卒・現富士薬品)が出場した。
GPシリーズ(グランプリシリーズ)
各年シーズン前半に世界各国で行われる6大会と、6大会の成績上位者のみが出場できるGPファイナル(グランプリファイナル)の総称。今シーズンは、GPファイナルは日本(名古屋)で、GPシリーズはフランス、中国、カナダ、大阪、アメリカ、フィンランドで行われた。明大からは佐藤、三浦のほかに住吉、樋口が出場した。

GPファイナル
GPシリーズ6大会の成績上位選手が出場する決勝大会。男子、女子ともにGPシリーズの順位からポイントを換算し上位6人のみが出場できる。シーズン前半の世界一を決める大会でもあり、今年は名古屋のIGアリーナで行われた。明大からは佐藤が出場し銅メダルを獲得した。

世界選手権
例年3月に行われるそのシーズンの世界一を決める大会。五輪を除けば、世界最高峰の舞台である。五輪のプレシーズンでは、この大会に出場した各国の選手の順位により、翌年の五輪への出場枠が決められる。昨シーズンは佐藤と樋口が出場し、五輪出場枠の最大である3枠獲得に貢献した。
四大陸選手権
ヨーロッパを除く国と地域を対象とした大会。アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの選手が出場権を持つ。世界選手権に次ぐ規模の大会である。今シーズンは三浦が代表となり、3年ぶり2度目の優勝を果たした。
〜4回転ジャンプについて〜

〜そのほか〜
野辺山合宿
全国有望新人発掘合宿のこと。長野県南牧村の野辺山高原で開かれることから、野辺山合宿と呼ばれる。全国各地からノービス世代の有望なスケーターが集められ、体力測定やスケートのテストを受ける。
ノービス
その年の6月30日時点で9歳から12歳の選手を対象にしたカテゴリー。年齢によってA、Bに分かれており、同日時点でAは11歳〜12歳、Bは9歳〜10歳の制限がある。
◆鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ/中京大)
2022年北京オリンピック銀メダル、25年世界選手権3位。今シーズンの全日本選手権では2連覇を果たし、2大会連続で五輪代表の座をつかみ取った。愛称は〝ゆまち〟。

◆イリア・マリニン(アメリカ)
2025年世界選手権優勝、現在世界ランク1位。史上初の4回転アクセル成功者である。今シーズンのグランプリファイナルのFS(フリースケーティング)では、4回転ジャンプ6種7本の構成で、歴代最高得点である238.24点をマークした。日本語も達者で、三浦、佐藤とも仲が良い。インスタグラムのユーザーネームは〝illa_quadg0d_malinin〟(クワドゴッドは日本語訳で4回転の神)。

関東三羽がらす
ジュニア時代から関東を拠点に競い合ってきた鍵山、佐藤、三浦3人の愛称。佐藤はこの愛称に対して「なんか、かっこいいです。強そう」と語る。
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