(101)全国大学選手権・早大戦 試合後コメント 山川遥之「一番支えてくれたのは同期」
7年ぶりに日本一を成し遂げた。平組は5年ぶりに関東大学対抗戦(対抗戦)を制覇すると全国大学選手権(選手権)も決勝戦へ。5年前に決勝戦で敗れた早大を22―10で下し単独2位となる史上14度目の日本一に輝いた。栄冠をつかみ取ったスタメン選手15人、幹部陣にお話を伺った。
第15回は山川遥之(営4=尾道)のインタビューをお送りします。(この取材は1月20日に行われたものです)
――優勝した時の気持ちを教えてください。
「優勝した時は素直にうれしかったですね。その後に多くの人から『おめでとう』って言われて、改めて優勝した実感が湧いてきた感じです」
――控え室に戻った時の様子はいかがでしたか。
「トロフィーが並べてあって、そこで多くのメンバーが写真を撮ってたり、試合を振り返ってたりしてました」
――決勝戦に向けて意識したことや頑張ったことを教えてください。
「唯一ベンチに入れる選手として、試合に出るメンバーとコミュニケーションをしなければいけないと思っていました。些細なことでも、その選手たちがよりよいパフォーマンスをできるように、自分がどうしたらいいかをしっかり考えてました。あとはトレーナー陣やコーチともコミュニケーションを取りつつ、自分ができることを考えてました」
――寮長として大変だったことを教えてください。
「一番大変だったのは、3月ぐらいに寮でノロウイルスが流行った時です。半分ぐらいの人が感染して、夜中にスタッフがいない中で対応して、夜中の2時3時までやる時もありました。寮長になった一発目の仕事がそれだったので、すごい大変でした」
――ラグビー人生を振り返っていかがですか。
「最初は(ラグビーが)怖かったんですけど、やればやるだけ楽しさに気づきました。明治大学に入って、ジュニアジャパンや日本代表で活躍する選手ばかりの中で一緒にプレーできたのはすごくいい思い出ですし一緒に試合に出たりできて本当に良かったです」
――同期への思いをお聞かせください。
「今年の最初にみんなで話し合ってそこから自分たちのやってきたことは間違ってなかったんじゃないかなと思います。最後には結果につながって、しんどい時期もあったんですけど、結局一番支えてくれたのは同期です。本当に優勝できて良かったというのを伝えたいです」
――後輩へのメッセージや引き継ぎたいことはございますか。
「自分たちも1個上の学年の真似をしたわけではなくて自分たちがやりたいように取り組んでこうなったので、僕らの文化を引き継いでほしいとかはなくて、自分たちの学年でしっかり考えて、どうやってチームをつくるかを考えてくれればいいと思ってます。来年度のチームがとても楽しみです。僕は応援する立場になって自分は東京にいるので試合はたくさん見に行きたいと思ってます」
――明大ラグビー部での4年間を振り返っていかがでしたか。
「1年の時は高校と本当にレベルが違ってうまくいかない時期でした。あっという間に終わった1年間で2年目になっても3年目になっても苦しい時期を過ごしたんですけど、最後の学年になって幹部という立場につかせてもらってチームのことを考えたり自分のことを考えたりするにつれて自分自身もいろんな経験をさせてもらって成長できたなと思います。最後には試合に出れなかったですけど7年ぶりに優勝、また対抗戦も優勝できて本当に楽しい思いができたので本当に良かったなと思います」
――ファンの方に向けてお願いします。
「今年1年間応援とサポートをしていただいて本当にありがとうございます。明治コールもそうですけど、応援がないと、僕たちの歓声だけじゃ絶対届かなかった試合も多くありましたし、決勝戦のテーマである『オールコネクト』のように一人一人がつながらないと勝てない試合が多かったです。それは選手だけじゃなくて、ファンの皆さんもそうだと思っています。選手は紫紺を着てプレーしている以上、責任を持ってプレーしているので、うまくいかないこともあるんですけど温かい言葉をこれからも送っていただけたらと思います」
――これからの抱負をお聞かせください。
「ラグビーからは離れるんですけど、これまでラグビーで経験したことは今後の人生にも生きていくものだと思うので、しっかり見出していけたらなって思います」
――ありがとうございました。
[保坂啓太郎]
◆山川 遥之(やまかわ・はるゆき)営4、尾道高。178センチ、82キロ
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