(93)全国大学選手権・早大戦 試合後コメント 大川虎拓郎「結果で恩返しできた」
7年ぶりに日本一を成し遂げた。平組は5年ぶりに関東大学対抗戦(対抗戦)を制覇すると選手権も決勝戦へ。5年前に決勝戦で敗れた早大を22―10で下し単独2位となる史上14度目の日本一に輝いた。栄冠をつかみ取ったスタメン選手15人、幹部陣にお話を伺った。
第7回は大川虎拓郎(法3=東福岡)のインタビューをお送りします。(この取材は1月15日に行われたものです)
――優勝を果たした今の心境を教えてください。
「1年間いろんなことがあって、自分自身も復帰したあとまたケガをしてなかなかチームに合流できない中、最後は優勝という形で終わることができて、いろんな人に支えてもらいながら、しっかり結果で恩返しできてすごくうれしく思います」
――決勝戦を振り返っていかがですか。
「すごくディフェンスは良かったかなと思います。向こうにすごいランナーがいるのに対してディフェンスを辛抱強くできました。最後は1トライ取られましたけど、そこまでノートライに抑えることができたので、そこが一番良かったかなと思います」
――チームテーマだった『オールコネクト』は達成できましたか。
「そうですね。4年生が頑張ってくれて、試合メンバー以外のメンバーとも(ノンメンバーの)4年生が積極的に応援してくれたおかげでつながることができましたし、試合中もしっかり横とコミュニケーションを取って、いいディフェンスにつながったので、達成できたと僕は思います」
――後半のご自身のトライを振り返っていかがですか。
「あのシーンは本当にたまたま僕が大外を張っていて、そこにボールが来ただけなのでトライを取れて良かったです。(トライ後の大歓声について)歓声がすごくて、初めての感覚だったので、すごくうれしかったのを覚えています」
――初めての選手権決勝の舞台はいかがでしたか。
「あまり緊張はしなかったですね。自分は前の早明戦ですごく調子が悪くて、悔いが残ったので『今回はしっかりやってやろう』という気持ちで、平常心を保って望むことができて、パフォーマンスも良かったので、自分としてはすごく良かったかなと思います」
――今年度を振り返っていかがですか。
「ケガをしている時に私生活のところに緩みが出て、4年生にも迷惑をかけて、自分自身に甘えが見えました。その中でもしっかり自分と向き合って、自分の弱点を分析して、最後はスタートで出られたところで、すごく人間として成長できたと思いますし、成長する力をつけることができた年かなと思います」
――チームにとってターニングポイントになった試合や出来事を教えてください。
「(関東大学対抗戦・第5節の)慶應戦です。試合の後にノンメンバーの方から『俺が出た方がいいんじゃないか』という声を聞いて、その試合に出ていた人間としては、メンバーとしての責任がなかったのかなというのは感じましたし、それからより一層紫紺のジャージーを着る責任をしっかり自分自身考え直して、準備の段階からさらに準備をするようになったと思うし、試合に対しても全員がつながって考えるようになったと思います。ラグビーに対して考える時間、準備する時間が、僕だけじゃなくてチーム全体で増えたかなと思います」
――個人で伸びたと思うポイントを教えてください。
「プレーに関してなんですけど、考えて(プレー)できるようになったのかなと思います。試合の前の準備のところでも、自分が何をしたらいいのかだったり、試合中でも視野を広く持って先に予測して動いたり、試合中の修正をするためにしっかり自分自身で考えてチームに発信することができたので、そういうところが今年は伸びたかなと思います」
――ファンの方々にメッセージをお願いします。
「1年間応援ありがとうございました。明治としてもなかなかいい状態にならない中辛抱強く応援してくださった方もいて、その声がすごく力になりましたし、試合中もどんな時も応援してくださり、本当にありがとうございました」
――来シーズンに向けて意気込みをお願いします。
「今年優勝したので、来年も多分それなりの期待をされると思います。その中でも自分自身もチームを引っ張っていかないといけない立場として。自分のことだけじゃなくて、しっかり周りに目を向けて話を聞きながら、優勝までもっていけるように頑張っていこうかなと思います」
――ありがとうございました。
[晴山赳生]
◆大川 虎拓郎(おおかわ・こたろう)法3、東福岡高。186センチ・104キロ
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