(90)全国大学選手権・早大戦 試合後コメント 亀井秋穂「恩返しができて、本当に良かった」
7年ぶりに日本一を成し遂げた。平組は5年ぶりに関東大学対抗戦(対抗戦)を制覇すると選手権も決勝戦へ。5年前に決勝戦で敗れた早大を22―10で下し単独2位となる史上14度目の日本一に輝いた。栄冠をつかみ取ったスタメン選手15人、幹部陣にお話を伺った。
第4回は亀井秋穂(政経3=長崎北陽台)のインタビューをお送りします。(この取材は1月15日に行われたものです)
――決勝戦から少し時間が経ちましたが、今の心境はいかがですか。
「周りからおめでとうと言われたり、人生で初めての日本一だったのでやっと実感が湧いてきてうれしいなという感じです」
――改めて試合を振り返っていかがですか。
「ディフェンスの面でいい試合運びができたかなと思っていて、京産大戦ではディフェンスがうまくいかなくて、そこを修正して早稲田戦はいいディフェンスができてそれが勝因だと思います」
――試合の中で印象に残っているシーンを教えてください。
「ラインアウトでプレッシャーをかけて、相手が1回オーバーして海隼(東・情コミ4=光泉カトリック)さんが抜けて、そのまま大川(虎拓郎・法3=東福岡)がトライした部分がラインアウトでプレッシャーをかけていたからこそトライが生まれたので一番印象に残っていますね」
――早大を1トライに抑えての勝利でした。勝因はやはりディフェンスにありますか。
「10番、15番というキーマンに対してプレッシャーをかけて、ミスもかなり多かったので、そういうところがトライを一つに抑えられた要因かなと思います」
――決勝戦は観客が4万人超える大観衆でしたが、他の試合と雰囲気の違いなどはありましたか。
「校歌を歌うときはファンの方の多さを感じますし、試合をしている時はあまり感じないですけど、トライを取った時とかの声援とか本当にありがたいし、びっくりしますね」
――4年生の方との最後の試合になりました。
「5番のきくゆう(菊池優希・政経4=山形中央)さんだったり、8番の利川(桐生・政経4=大阪桐蔭)さんだったりにずっとお世話になってきて、こうやって最後に一緒に出られて本当にうれしかったです」
――4年生の先輩方とどんな言葉を交わされましたか。
「部屋長の照英(平岩・法4=明大中野)さんからナイスみたいな感じでめちゃくちゃ褒めてもらって、(照英さんは)自分の部屋長でケガとか色々あって試合に出られてないというそういうところを考えて、優勝して恩返しができて本当に良かったなと思います」
――亀井選手から見て4年生はどのような学年でしたか。
「ウエートに関してもラグビーのことに関しても私生活に関しても、努力する学年だなと思います。慶大戦ぐらいから4年生の方々が特に引っ張って、ミーティングだったり日頃の練習からもリーダーシップを見せてめちゃくちゃいいチームになったなと思います」
――今年のチームのターニングポイントになった出来事や試合を教えてください。
「(対抗戦)初戦の筑波大戦だったり、慶大戦だったりがターニングポイントかなと思います」
――ターニングポイントからチームはどのように優勝までたどり着きましたか。
「ミーティングの回数や、コミュニケーションの数が特に慶大戦から増えて、チーム全員がラグビーに対する姿勢がガラッと変わった試合だったのかなと思います。(ミーティングは)まずチームのプラン、この試合はこういうプランにしようと決めて、その後にこの1週間で特にここを意識するという点をみんなで決めて、その後に練習の修正点をミーティングして、試合の前日にもし想定外のことが起こったらこうするというミーティングをするという感じです」
――今シーズンを振り返ってみていかがでしたか。
「3月、4月はU23に行ってあまり(試合に)出られず、正直言えば楽しくはなかったんですけど、そこのおかげでラグビーに対する姿勢などでもう少し努力しないとなと思って、それから結果的に(選手権)優勝できたので今年は努力していいシーズンだったかなと思います」
――この1年でご自身の中で成長したと感じる部分やそのきっかけなどを教えてください。
「成長した部分は自分の強みを知れたところです。自分の強みは軽い分、速さとか低さで頑張るという感じなんですけど、3月4月の試合に出れていない期間に自分の何が強いかを再確認できたこととか、8月の夏合宿でも1回リザーブに落ちて、その時自分と向き合って考えたことがターニングポイントかなと思います」
――次のシーズンから4年生としてチームやセットプレーの中心になられますが、これから意識していきたいことを教えてください。
「4年生という立場で、雰囲気が悪かったらちゃんと言わないといけないですし、締めるとこは締めてしっかりリードしないといけないなと思います。自分はそういうのは苦手なんですけど苦手だからやらないのはなしで、しっかり自分に対しても周りに対しても厳しくやらないと思います」
――4年生に向けてメッセージをお願いします。
「日本一に連れていってくれてありがとうございますと言いたいです」
――来シーズンに向けての抱負をお願いします。
「自分がしっかりとレギュラーで出て、日本一2連覇というところを頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[岩本文乃]
◆亀井 秋穂(かめい・しゅうすい) 政経3、長崎北陽台、191センチ・87キロ
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