(56)藤森颯太 内定会見コメント/Jリーグ加入内定合同記者会見

2025.12.28

 12月3日に明大駿河台キャンパスで行われたJリーグ内定選手合同記者会見に、来季Jリーガーとなる人の選手と池上寿之監督井上優部長が出席。内定選手たちは、大学での経験やプロでの意気込みを口にした。

 本記事ではレノファ山口FCに来季加入内定の藤森颯太 (政経4=青森山田)のコメントをお届けする。

 「来季からレノファ山口FCに加入することが決まっています、政治経済学部政治学科の藤森颯太です。大学生活のエピソードとしましては、サッカー面で言うと大学1年生の時に毎朝の練習がしんどかったですし、コンサドーレ札幌でプレーしている田中克幸選手(令4商卒)と練習の際にマッチアップした時にダブルボックスでペナルティエリア2個分で3対3や4対4やる練習があったのですが、そこでまた抜きを3回連続されてこんなにもレベルが高いんだなと痛感したことが今でも印象に残っています。ピッチ外で言うと、自分自身寮生活が初めてでとてもワクワクして入ったのですが、今の同期にも支えられましたし、たくさんの思い出が詰まっている寮生活だったなと思います。来期から夢だったプロサッカー選手としてやっていきますが、プロになったからといって浮かれている場合ではなくしっかり地に足をつけて、一歩一歩夢であるJ1の舞台に向かって一歩ずつ精進していきたいと思います」

以下、インタビュー時のコメント
――大学サッカーで成長した部分を教えてください。
 「自分は明治が大事にしている3原則や守備の強度、サイドハーフの守備の部分を最も学ばせていただきましたし、攻撃では日頃からスタッフの方々にたくさんアドバイスをいただき、サイドで張るのではなく内側で受けるなど高校時代の自分からでは考えられないぐらいたくさんのアイデアをもらえました。ピッチ外では、高校時代までは試合に出ることが多くて、チームを応援する立場に回ることが少なかったのですが、大学に入ってからケガをしたりメンバーから外れたりすることがあってもピッチでチームを気持ちよく応援することができましたし、チームのために何かしようという気持ちが芽生えた大学生活でした」

――レノファ山口FCに決めた理由を教えてください。
 「自分がレノファ山口FCを選んだ理由としては、地域の方々や、山口県全体から応援されているクラブであり、何よりチームの雰囲気が温かくて、みんなで良くしていこうという雰囲気が自分の中では一番良かったからです。山口で実際に練習参加して感じたこととして、自分の地元が青森なので雰囲気が似ていて環境に馴染みやすいかなというのも一つの決め手であり、サッカーに集中できる環境だと思いました」

[サッカー部担当一同]