(53)全日本大学選手権 準々決勝 対関西学大戦試合後コメント

2025.12.28

島野怜主将(法4=仙台育英)
――最後の試合を振り返っていかがですか。
 「明治のユニフォームを着て、少しでもピッチに立ちたかったというのは素直な気持ちではありますが、結果は出なくても最後まで少しは明治の意地、4年生の意地を見せてくれたので悔しい気持ちもありますが、みんなよく頑張ってくれたかなと思っています」

――後輩に向けてメッセージをお願いします。
 「今シーズンを通して後輩たちに助けられた試合も多くありますし、なかなか明治の基準を超えていく部分はできてなかったと思うのですが、今の3年生を筆頭にみんななら絶対に日本一を達成できて強い明治を取り戻せると思うので、自分たちの力を信じて妥協せずにやり続けてほしいなと思います」

藤井陽登(営4=矢板中央)
――ゴールシーンを振り返っていかがですか。
 「いいボールがきたので、とにかく決めることだけを考えて飛びました。ラストプレーで決め切れて素直にうれしかったですが、これでまた失点をしたらいけないなと思ったのですぐに気を引き締めて、そこは切り替えました」

――幹部として過ごした1年を振り返っていかがですか。
 「幹部としてもっとやるべきことをしっかりやってやらなきゃいけなかったなと思っていて、そういう甘さが最後PK戦での負けにつながったかなと思います

小林亮太(文4=ジュビロ磐田U―18)
――PK戦にはどんな気持ちで臨まれましたか。
 「悔いのないようにというのをみんなで言っていましたし、自分たちが決めれば藤井が止めてくれると話し合いをしていました。個人としては足をつっていたのですが、監督から『蹴れるか』と聞かれた時に明治のために戦いたかったので『蹴れます』と言いました」

――同期へメッセージをお願いします。
 「辛い時は同期が助けてくれましたし、自分がケガしている時も励ましてくれてありがとうと伝えたいです。出ていない4年生のためにも自分が頑張ろうと思えるような、そんないい同期でした」

桒原陸人(商3=ガンバ大阪U―18)
――どんなプレーを心がけてピッチに立ちましたか。
 「自分が3年生になって、チームに全然貢献できない時間や怪我、体調不良に悩まされたり、いろいろなことがあったのですが、最後はどんな形でもいいから4年生と1秒でも長くやりたいという、その思いだけを持ってやっていました。その結果が優勝で終われられれば自分の人生を変える大会にもなったと思うのですが、勝ち切れない弱さというのは今年一年を通してありましたし、自分がもっとやれていれば勝たせられたのかなと思います」

――来年は最高学年になりますが、どのような気持ちで臨みますか。
 「最終学年になってチームとしても個人としても人生が決まる大事な1年になるので、とにかく自分が勝たせるという強い気持ちと覚悟を持って、前だけ向いてやりたいと思っています」