(50)第74回全日本大学選手権大会 予選ラウンド札幌大戦 試合後コメント

2025.12.07

池上寿之監督
――試合を振り返っていかがですか。
 「インカレ初戦なので大事な試合というのは僕自身もそして選手たちが一番分かっていました。初戦で勢いに乗らないといけないのでその気持ちの部分と最終節の国士舘に負けてから課題がたくさん出たので、それを2週間でしっかりやって今日の試合に臨みました。前半は比較的にやりたいことができて相手にほとんどボールを持たれていないですし、その中でしっかり自分たちの勢いを持ってゴールにチャレンジできたから点が取れました。ですが、後半は相手もボールを持つ時間が少し増えてきて前進されたシーンが何回かあり.なかなかペースをつかめなかったのです。いい時間で追加点が取れて最後は全員で声を出してしっかり守り切れたので全体的には良かったと思います」

――桒原陸人選手(商3=ガンバ大阪U―18)のボランチ起用や久保原心優選手(政経1=市立船橋)の起用など、今日のスタメンの意図を教えてください。
 「国士舘大戦の時にハイプレッシャーに対応できずに、ボランチをうまく使えなくてあんまりボールが収まらなかったので、今日の試合ではサイドバックが主戦場の桒原を1列前にして足先の技術があるからこそ少しボールが収まるような形をイメージして起用しました。久保原は1年生ですがボールキープや体を当てるところに関してはしっかりやれるので、久保原が出ることで真鍋が得点を取れるかなという意図がありました」

真鍋隼虎(政経4=名古屋グランパスU-18)
――インカレ初戦をどんな思いで臨みましたか。
 「インカレは本当に全選手の思いが詰まった大会だからこそ難しい試合になるというのは試合前から話していましたし、先制点が大事になると個人でもチームでも思っていたので試合にうまく入って得点を取ることができ、自分たちのペースにできたと思います」

――今日のゴールシーンを振り返っていかがですか。
 「1点目は、まさに練習してきた形で『ロングスローからこぼれてくるところを狙ってシュートを打ち切れ』と言われていたのでそこをうまく実行できました。2点目は、桒原が自分に上手くつなげてくれたから、ファーストタッチでいいところに落とせて思い切って振ったらいいシュートを決め切れました」

藤井陽登(営4=矢板中央)
――今日の試合では、キャプテンマークを任されましたが意識されたことはありますか。
 「自分たちはチャレンジャーという気持ちでやっているので、初戦から思い切ってプレーしていくというのをチームで意識していて、個人としても常に声をかけ続けるところを意識してやりました」

――次戦以降の意気込みをお願いします。
 「次からリーグ戦という形になるので、一戦一戦を〝明治のサッカー〟で戦って必ず1位通過で決勝に進んでいきます」